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短編読みきり



『フフフッ… 貴女の運を試させてあげるわ』
額に不気味な蜘蛛の模様、血の気の無い青白い顔は黒いマスクとメイクで彩られ、黒網ゼンタイの上から黒く艶のあるレオタードと長めのブーツとグローブを身に着けた女が、大の字で磔にされている女を見やり妖しい邪悪な笑みを浮べた。
「運を…試すって…」
この場所に拘束されて直ぐ、怪しい薬を飲まされてからの記憶が曖昧な女は、力のない眼で正面に立つ女を睨む。
「そ…それはどう言う意味なの… 毒蜘蛛… 何を企んでいるの…」
『貴女たち聖忍者には随分な数の下忍と魔忍者を葬られてしまったわ。 それに大切なアジトもね…』
「当然よ… お前たち魔忍軍を殲滅することが、私たち聖忍者、セイントシャドーの使命」
ブレスレット型の聖忍者スーツ転送ユニットと衣服を奪われ、下着姿で磔にされているシャドーピンクは、輝きを取り戻しはじめた目で魔忍軍クノイチ、毒蜘蛛を睨みなおした。
『そうだったわね。 フフフッ…』
「そんなことよりも…」
含み笑いを浮かべる毒蜘蛛の背後に別の気配を感じたピンクの言葉が途切れた。
『毒蜘蛛、聞き出した情報に偽りはなさそうよ』
声と共に現れた毒蜘蛛と同じ格好をした女が、毒蜘蛛の隣に並んで立つとピンクに邪悪な笑みを向ける。
『クククッ… フィットネスクラブにレッドとブルーが入っていったわ』
毒蜘蛛とは異なる蜂の模様を額に刻まれた魔忍軍クノイチ、毒蜂が入手した情報の裏づけが出来たことを告げると、ピンクの表情が俄かに曇る。
『そう。 フフッ… なら計画通りに、ゐ地点にある訓練センターを襲撃してみましょうか』
「あ…あなたたち… まさか…」
自分が飲まされた薬が何だったのかをようやく悟ったピンクの顔が屈辱に歪んだ。
『我ら魔忍軍の尋問術の前には、聖忍者と言えども…  フフフッ…』
『貴女が教えてくれた情報通り、聖フィットネスクラブの地下に聖忍者のアジトがあるようね』
「!!」
『必要な情報はすべて話してもらったわ』
屈辱と怒りに震えるピンクの手に力が入り、拘束具が肌に食い込んでいた。
『敵に情報を漏らしたことが、そんなに悔しい? クククッ…』
『安心なさい。 他の聖忍者でも、貴女と同じように口を割っていたハズ… だから  フフフッ…』
『ふたりとも楽しそうね』
ピンクのことを嘲笑う毒蜘蛛と毒蜂の背後から、またひとり同じ格好をした女が現れ、ふたりの隣に並んで立つ。
その女の額には百足の模様が刻まれていた。
『毒百足、準備は整ったの?』
『頭領の下知ですからね。 しかし、これまで散々邪魔をしてくれた敵方のクノイチを仲間にするなんて、私は我慢できないわ』
「なッ! 何ですって!!  私を仲間にするですって!!」
『毒蜘蛛、ホントなの? この女を公開処刑にするのではなかったの?』
『葬られた下忍や魔忍者の代わりに働かせるそうよ』
『フフフッ… 殺すよりも仲間にした方が利用価値は高いでしょう。 だからこの女、シャドーピンクを私たち毒女組に組み入れることにしたのよ』
『ナッ! この女を毒女にするって言うの?』
『そうよ。  でも、蟲毒で死ななければ… の話だけど… フフフッ…』
「ふ、ふざけないでッ! 私は聖忍者、これ以上の恥辱を受けるくらいなら がッ…」
『お黙りなさい。 勝手に死なれては困るわよ。 クククッ… シャドーピンクが毒女になるなんて面白いじゃない』
ピンクの不穏な行動を見逃さなかった毒蜂の拳が彼女の鳩尾にメリ込んでいた。
『それでも、私は蟲毒で発狂しながら息絶える姿を見たいわね。 クククッ…』
「カハッ…」
そう言いながら毒百足もピンクの腹に拳をメリ込ませていた。
『フフフッ… ふたりとも、憂さ晴らしはそれくらいで良いかしら?』
「ううッ… ぜ…ぜったい… おまえたちの…  アガッ…モゴッ…」
サディスティックに微笑んだ毒蜘蛛はピンクの口が閉じられないようにリング状のマウスピースを捻じ込むと、毒百足が持ってきた黒い半透明の液体の中に何かが沈んでいる容器をピンクの頭上にセットし、それと繋がった管をピンクの喉奥深くへと挿入した。
「ンン… ンンッ…! ンッ!  ンンッ!!」
『クククッ… 足掻いてもムダよ。 毒を飲めば、すぐに楽になれるわ。  そしてすべてを忘れて、私たちの仲間、毒女に生まれ変わるのよ』
『フフゥ… 毒蜂ったら、楽になるってことは死ぬってことよ。  シャドーピンク、たっぷりと蟲毒を飲んで狂い死ぬがいいわ』
『フフフッ… シャドーピンク、貴女の質問に答えていなかったわね。 「運を試させてあげる」って言うのはこう言う意味だったのよ…』
挿入した管が外れないように鼻と口を覆うマスクと、顔と頭を覆い尽くす不気味な鬼の冑を被されたピンクの声は完全に遮断された。
『フフフッ…』
『クククッ…』
『フフゥ…』
毒蜂、毒百足と顔を見合わせて妖艶な笑みを浮かべた毒蜘蛛は、容器のコックを開き黒い液体、蟲毒をピンクの体内に流し込んだ。



全身を痙攣させるピンク。
容器の蟲毒の半分が体内に送り込まれたころから、彼女の体に少しずつ変化が現れはじめた。
血の気が失せて白くなった肌には黒い血管が浮き出し、硬直して痙攣する指先の爪が黒く染まる。
その変化を毒蜘蛛と毒蜂は満足の笑みで見守り、毒百足は苦虫を噛み潰したような顔でみつめていた。
『フフフッ… 残念だったわね毒百足。 シャドーピンクは私たちの仲間になりそうよ』
さらに蟲毒を送り込まれたピンクの肉体の変化も治まり、それを確認した毒蜘蛛がピンクに被せた冑に毒々しい生物を模った前立てを取り付けた。
『それは…  クククッ… 生まれ変わったシャドーピンクの姿、早く見たいわね』
『フフフッ… もうすぐよ毒蜂』
前立てを取り付けられた冑の目が紅に明滅しはじめると、ピンクの体の痙攣も次第に治まってゆく。
そして、肌に浮き出ていた黒い血管が消えて、白い肌が青白く変化しはじめる。
『フフフッ… 彼女が死を望んでも、強い使命感と強靭な精神力が、シャドーピンクの命をつなぎ止める…』
『クククッ… まさか毒蜘蛛、貴女が頭領に進言したのかしら?』
『フフフッ… 敵とは言え、これほどの手練れをみすみす処刑するよりかは…  と思ったのよ』
『フゥ… なるほど。 これは毒蜘蛛の企みだったのね。  まァ、この女が目を醒ましたときには、シャドーピンクとしての記憶や意志はすべて失っている訳だし…   死んだってことにしてあげるわ』
自分を納得させるように話す毒百足が、新しい仲間に熱い眼差しを向けた。



蟲毒の注入が完了すると中に潜んでいた何かが管からピンクの体内へと侵入してゆく。
『フフフッ… はじまるわよ』
毒蜘蛛の言葉と同時にピンクの体が見る見る変化しはじめた。
屈強な格闘家のように筋肉が隆起し、残されていた下着が引き裂かれる。
女性らしさを失った躰の肌の色が黒く変色し、しばらくすると鈍い光沢を帯び、鎧のように硬質化すると隆起した筋肉を抑え込むように、元の美しいモデルのようなボディラインを取り戻した。
被されている鬼の冑もいつのまにか変貌を遂げていた。
その様は取り付けられた前立てに模された生物の顔へと変化し、ピンクの自慢だった長い黒髪を躰と同じ黒い殻で被い尽くし、先端に弧状の鋭い針が冷たい輝きを宿していた。
『フフゥ… イイ感じじゃないの』
『クククッ… そろそろ拘束を解いてあげたら?』
『フフフッ… そうね』
ピンクの拘束が解かれ、顔の下半分を覆っていたマスクと管が取り除かれると、光沢のある黒で彩られた唇が現れ、その口元が微かに吊り上がる。
「ンフ… ンフフ…  ンフフフ…」
漆黒に輝く殻で被われた手を翳して邪悪に微笑むピンク。
少し膨らんだ前腕から二本のノコギリ状の刃を迫り出させると、自分が磔にされていた台を鋏み難なく切断してみせた。
「ンフフフ…」
その力に満足の笑みを浮かべたピンクは、自分に熱い眼差しを向ける三人を順番に見やった。
『フフフッ… 気分はどう? 私たちがわかる』
黒いサソリの魔忍者に変貌したピンクの姿が、3人と同じ青白い肌をした女性の姿に変容する。
「ンフフフ… どうしてそんなことを聞くのかしら? 貴女たちは私の大切な仲間… じゃない 毒蜘蛛」
『クククッ… そうだったわね。 魔忍者ドクサソリ』
『フフフッ… 魔忍軍クノイチ毒女組毒蠍、私たちの大切な仲間…よね』
怪訝な顔を見せるとピンクは磔台の横に用意されていた毒女組の装束を身に着けてゆく。
黒網ゼンタイの上から黒く艶のあるレオタード、そして長めのブーツとグローブを着けると鼻と口元を覆い尽くしてしまう黒いマスクを着けたピンクの額に、黒い蠍の模様が浮かび上がる。
『そうよ。 私は魔忍者ドクサソリ。 魔忍軍クノイチ、毒女組毒蠍じゃない。 ンフフフ…』


ヒロイン改造 - ジャスティスハンター壊滅 -



クイーン・レオ率いる美獣帝国が人類を脅かしはじめたのは、数ヶ月前に起きた月が太陽を覆い尽くした皆既日食の日。
いつどこで誕生したのか、素性や起源は全く分からず、人々のあいだで戦時中の生態兵器、環境汚染による生物の突然変異と噂が絶える事がなく、彼女たちが侵略者であるにも関わらず、その美しい容姿に心を魅かれる者は少なくなかった。


鬱蒼とする樹海。
その奥深くにある人工建造物。
放棄された戦時中の司令室跡が美獣帝国の侵略拠点となっている。
レオは女性ばかりを誘拐し、ここで人とネズミを組み合わせた構成員マウスや美しい獣の姿をした怪人、美獣に改造して、帝国の尖兵としていた。


優秀な人材が揃う女子大を襲撃し、美獣にする獲物の調達を企てたレオだったが、政府が極秘裏に編成したチーム、特殊パワースーツを装着して美獣帝国と戦う5人の戦士ジャスティスハンターにその企てを阻止され、失敗に終わった事を忠臣レッドアイに聞かされた。
「またしても… 忌々しいジャスティスハンター…」
首もとの白く美しい毛を撫でながらレオが呻くような声を漏らすと、闇と同化する漆黒の躰に紅い眼を輝かせるレッドアイが報告を続ける。
「ですが、レオ様。 マウスに随伴させたわたくしの部下が、面白い情報を持ち帰っております」
「面白い情報?」
「ハッ 自分の命を助けることを条件に、情報を提供してきた者が居たようです。 JH(ジャスティスハンター)のパワースーツには次世代宇宙服の技術が流用されており、その研究者の娘が先ほど襲撃した大学に在籍していると…  情報を聞き出したあと、その者は始末しております」
「ククッ… もし本当なら、その娘は使えそうね…」
「ハッ 今回はわたくしが赴き、この娘を捕獲して参ります」
レッドアイは無言で頷き微笑んだレオに一礼すると、自ら人であることを捨て、美獣に生まれ変わった政府諜報員の姿に戻り、ターゲットの捕獲に向かった。





「私がスーツの開発に関わっていたことは、キミたち以外に知る者はいないはずじゃなかったのか!!」
近い未来、実用化が有望視されている超軽量宇宙服の設計者で、その技術を流用したJHの装備パワースーツの開発を任された大道寺(だいどうじ)は、彼に呼び出されて駆けつけた来栖(くるす)姉妹、JH総司令官の姉三月(みつき)とパワースーツ装着者で唯一女性のハンターホワイト妹五月(さつき)に掴み掛かっていた。
「もちろん、そのことを知っているのは、開発に立ち会っていた私と来栖隊員以外にいません」
「だったらなぜ、美獣帝国が娘の身柄と引き換えに、パワースーツのデータを要求して来るんだ!!」
「エッ! 実里(みのり)さんが美獣帝国に!!」
三月は美獣帝国から届けられたメモリーカードを大道寺から受け取るとモバイル端末に挿入する。
そして薄暗い部屋に拘束されている大道寺実里の姿を確認した。
「まさか、昼間の襲撃で実里さんを…」
「それは無いわ。 作戦終了後に、実里さんの無事を確認しているのよ」
「そんな事はどうでもいい!! 私はパワースーツのデータを渡し、実里を還してもらうつもりだ。 私たち家族の安全を保障する。 それがキミたちに協力する条件だったはずだ、異論はあるまい」
「ま、待って下さい、大道寺教授」
(五月、いま大道寺教授に何を言っても無駄よ。 それにレオが素直に実里さんを還すハズがないわ…)
三月は五月に耳打ちすると頭を下げ、大道寺邸をあとにした。


その頃、美獣帝国では…
「ククク… 大道寺がJHに協力していたと言う情報は本当だったみたいね…」
「ヒッ… や、やめて下さい… わたしになにを…」
レオに押し倒された実里の顔が恐怖に歪む。
「ククク… 父親のもとに還す前に、少し楽しませてもらうだけよ…」
「イ、イヤ… やめて…」
「クク… 怖がることないわ… 直ぐに気持ちよくしてあげるから…」
鋭い牙が生えているレオの口が実里の口を塞ぐ。
「やめ…やめて…やめてッ……ンムグッ…ンッ…ンン……ング……ング…ング…」
レオの唾液を口の中に流し込まれた実里の動きは徐々に鈍くなり、目がトロンと惚けて体から力が抜けると、レオは実里の服を脱がせ、舌と指で全身を愛撫しはじめた。
「アッ……ハアァん…… イィ…キモチィィ…」
「クク… いい子ね…」
艶めかしい声を漏らす実里は、口元に近づけられたレオの指に舌を絡ませていた。


24時間後…
裸に白い毛皮のブラとショーツ、そして襟巻きを着けているような女。
だが白く長い髪の中に見える三角の耳とお尻で優雅に動く尻尾が、彼女が人ではない存在であることを示していた。
「クク… 殺しはしないわ。 しばらく眠ってなさい…」
足元で仰向けに倒れている白と銀のパワースーツの戦士の腹にレオの足がメリ込み、その一撃でピクリともしなくなった戦士の体は光の粒子に包まれ、白いライダースーツを身に着けた女の姿に戻る。
人質奪還と機密情報の漏洩を防ぐ為、密かに交換場所に潜り込んだJHは、待ち伏せていた美獣とマウスに襲われ、個々に切り離されてホワイトのみが取り残された。
そしてハンターホワイトはクイーン・レオのもとに誘き出され、その圧倒的な力の前に敗北していた。
「クク… ハンターホワイト、お前を誘き出すことが目的だったのよ…」
意識を失いぐったりしている五月はマウスたちに裸にされ、淫核に紫の液体が充填された圧力注射器を押し付けられた。
鈍い発射音と同時に五月はピクンと体を跳ね上げたが、目を覚ます事はなかった。
「ククク… このクスリはとってもいい気持ちになるクスリよ…  クク… したくてしたくて堪らなくなって… 女を襲い、イキまくるの…」
邪悪な笑みを浮かべたレオはそう言い残すと五月の隣に実里を寝かせ、その場をあとにした。





「ン…ウウン…  ここは…」
「五月さん、気が付きました? 気分はどうですか?」
「あなたは…実里さん… 大道寺実里さん…」
「ハイ、実里です。 助けて頂いてありがとうございます」
意識を失い倒れていた五月は、実里と一緒に助け出されて医療センターに収容されていた。
「助けただなんて… わたしは何も…」
「みなさんが言ってました。 五月さんはわたしをかばうように倒れていたって…」
(…そんなハズない…わたしは何も… レオに負けて…意識を失い…)
「でもよかった… 五月さん… 3日も眠り続けたままだったんですよ。 このまま起きないんじゃないかって…」
潤んだ瞳で五月を見つめる実里は微かに紅潮している。
「わたしの所為で… 五月さんがケガをしたと聞いて…」
「実里さん?」
「美獣帝国に捕まったとき… きっと助けに来てくれると…」
「ちょ、ちょっと実里さ…ウッ…」
五月の中で何かがドクンと脈打ち、これまで抱いたことのない淫猥な感情を覚える。
(…な…なに… どうして…こんな……   したい………やりたい……この子を…ムチャクチャにしたい…)
「み…みの……みの…り…」
ベッドに添えられている実里の手を握りしめた五月の瞳が虚ろになり、強引に引き寄せるとその唇を奪っていた。
「ンン…ン…ウンン……」
激しく吸いつき舌を絡ませる五月。
実里もそれに応えて舌を絡ませた。
「ンふゥ…」
唾液を交換しあった二人は少し離れて、互いに顔を伏せた。
「…どうして… こんなことを…」
「や…やっぱり…  やっぱり…五月さんもクスリを…」
「エッ…クスリって…」
実里はショーツを脱いで紫色に染まっている淫核を五月に見せる。
「この気持ちになったとき… こ…ここが…紫に……   たぶん…五月さんも…」
慌てて五月もショーツの中を確認すると、実里の話したとおり、淫核は紫に染まり秘所から愛液が溢れていた。
「なっ…」
「クイーン・レオに…ヘンなクスリを注射されてから……  ずっと…」
話をする実里の様子が見る見る変化し、唇が五月の唇に迫る。
「ま、待って… 実里さん…しっかり……しっかりして…」
「わたし… ずっと憧れて… 五月さんにされたいって…  眠ってる五月さんの唇を…何度も…何度も…」
「エッ… み…みの…実里さん… ダメ…惑わされないで… これはレオの…」
実里は自分の秘所を愛撫して指に愛液を絡めると、その指で五月の唇をなぞった。
「や、やめて… ちょ、ちょっと…みの……みの……み………」
鼻腔をくすぐる実里の吐息と愛液の香りが五月の思考を狂わせる。
うっとりと実里の顔を見つめたまま、五月は舌先で唇に塗られた愛液を舐め、妖しく微笑んでいた。


数日後…
体に異常が見つからなかった五月はすぐに任務に復帰していたが…。
「ンフゥ… イィ…イクッ…」
五月と実里が互いの秘所を舐め合い、小さく体を振るわせる。
怪しいクスリを注射されて体がヘンになっていると、五月は三月に言い出せず、毎晩マンションを訪れる実里と絡み合っていた。
「ハァ…  ダメだってわかってるのに… どんどん抑えられなくなってる…  もう基地の中ですれ違う女性隊員を襲ってしまいそうで… レオは何を企んでいるの…   やっぱり司令に相談して… 精密検査を…」
「それは… それはもう少し…待って下さい…」
「でも精密検査を受ければ、成分が判明すれば、中和するクスリも…」
「実はインターネットで調べてわかったことがあるんです。 亜熱帯地域に紫の羽根を持つ美しい蝶がいるそうなんです。 その蝶の鱗粉は媚薬に似た、他の生物のメスを発情させる成分が含まれているらしくて、この鱗粉を吸い込んだ女性はみんな… いまのわたしたちみたいに…   鱗粉からこの成分だけを抽出した麻薬もあるらしくて… これと言った中和剤もなく、この麻薬を打たれた女性は、ずっとこの状態が続くそうです…」
「まさか、レオはその麻薬をわたしたちに…」
「でも、この蝶を好んで捕食する生物がいるらしくて、その因果関係はわかってないみたいですけど、その生物の皮を身に着けると症状を抑えることができるそうなんです。  いまその地域に詳しい教授にお願いして、その皮を取り寄せて貰ってます」
「皮を身に着けるって… なんだか胡散臭い話だけど…」
「だからもう少しだけ、他の人に相談するのは待って下さい。 わたしと五月さんがこんな関係になってるって…」
五月は頬を紅潮させながら唇を重ねてくる実里を拒むことが出来なかった。
「わかった… その皮が届くまで…もう少し…  このままで…」
治まりつつあった欲情を呼び覚まされた五月は、ベッドに押し倒した実里の体に舌を這わせはじめていた。


2日後…
白かピンクの下着しか着けないと言っていた実里が黒いショーツを着けている。
それは妖しい光沢を放ち、実里の体にピタリと張り付くように着けられていた。
「見て下さい五月さん… これがお話した皮です… 五月さんも着けてみて下さい…」
実里から黒い皮のショーツを受け取った五月は、すでに実里が着けているが怪しい物でないかを確認しようとした。
「大丈夫ですよ、五月さん…」
五月が着ている白い革のライダースーツのファスナーを実里は手馴れた手つきで下ろしてスーツを脱がせる。
「このショーツ… 驚くほどフィットして… 気持ちイイですよ…」
いつもと違う妖しさを秘める実里の瞳にあらがえず、誘われるようにショーツに足を通す五月。
腿の中ほどまで引き上げたところで、実里が妖しく微笑み五月のショーツの端を摘むと一気に上まで引き上げた。
「ちょ、ちょっと…実里さん、自分で着けれる… イッ…ヒャッ!!」
実里の行為を拒もうとした五月の体がビクンと弾け、背中を大きく仰け反らせる。
「クスクス… これを着けると凄く感じやすくなるんですって… 軽く弄っただけなのに、イッちゃったでしょう…」
「ヒッ…イィッ…」
「クス… これを着けてイクと… クスリの効果を一時的に抑えることができるらしいですよ…」
「ハヒィ…」
「クスクス…  クスクスクス…」
指で五月の淫核を愛撫する実里は冷たい笑みを浮かべていた。
「クスクス… 大丈夫ですよ五月さん… いまは何も考えないで… 全身を駆け巡る悦びをしっかり憶えて下さいね…」
「ダ、ダメッ……イクッ… やめ、やめてぇ… 頭が…頭がおかしく… ま、またッ… イクゥゥッ!」
そのままベッドに押し倒された五月は、実里に操られるようにイカされ続けた。


翌朝…
「五月さん、起きて下さい…」
ベッドの上に寝かされている五月を優しく起こす実里。
明け方までイカされ続けた五月は死んだように眠っていた。
「う…ううん… 実里…さん……ンッ!?   み、実里さん、朝から何を…」
いきなり唇を重ねてきた実里を五月は両手で突き飛ばしてしまった。
「アッ、ごめんなさい。 実里さんが急に… 出掛ける前にあの気持ちになりたくなかったからつい…」
「クス… 大丈夫ですよ。 それよりどうですか?  わたしと…したくなりました?」
「エッ! そ、そう言えば…」
実里に問われてはじめて、あの忌々しい欲情がないことに気が付いた。
「クスクス… 効果ありましたね。 どれくらい持続するかわかりませんが、他の女性を襲いたくなったら… ショーツの上からこうして…」
実里は五月の淫核と秘所を黒皮ショーツの上から優しく撫でる。
「ヒャァ…   み、実里さん、やめてよ…」
「クスッ… ごめんなさい。  だからこのショーツは脱がないようにした方がいいと思いますよ…」
「そ、そうね…わかったわ  ありがとう実里さん   汗を流してくるわ」
頬を紅く染めながら五月は実里に礼を言うとバスルームに向かった。
「クスクス…」
バスルームに向かう五月を見送る実里は邪悪な笑みを浮かべていた。





ショーツを着けるようになってから2人は会っていなかったが、五月から連絡を受けた実里は彼女のマンションを訪れていた。
「はじめは良かったけど… 2日位前から…またあの気持ちになることが多くなって…  効果が切れると言うか… 間隔が短くなって、そのときはこれまで以上に強く… 誰かと… したいって…」
話をしている五月の瞳は虚ろに濁り、実里の唇を見つめたまま、ゆっくりと顔を近づけていた。
「わたしはもうショーツを着けなくても大丈夫に… あっ、さ、五月さん、ダメですンムッ…」
実里は激しく唇を吸われ、ベッドに押し倒された。
「もう…ダメなの… 自分でするだけじゃ満足できないの…我慢できないの…  お願い…実里さん… わたしをイカせて… わたしに…舐めさせて…」
そう言うと五月は実里の淫核を舐め、自分の淫核を実里の口に近づけた。
「五月さん、落ち着いて…ンッ…ンン…   わ、わかりました…だからもう少し…優しく…」
獣のように襲い掛かる五月を馴らすように、実里は五月が感じやすい場所をピンポイントに責める。
「クアッ…ハゥ… イィ…み…みのり…さん… もっと…もっとお願い… ヒギィ…ィ…イィ…」
欲情した胸の尖りをつねられて激しく仰け反る五月。
彼女の体を知り尽くした実里の責めは、瞬く間に彼女をベッドに鎮めた。
「盛りのついた五月さんは、胸を責められると直ぐイッちゃうんですよね… クスクス…」
「ハッ…ハッ……ハッ…  み、実里さん… ごめんなさい…  わたしいま…無意識に…」
「クス…気にしないで下さい。 わたしで良ければいつでも五月さんの…」
実里は優しく微笑みながらベッドの上で余韻に浸っている五月の胸に、ショーツと同じ黒い皮のブラを着けた。
「これを着けていれば、またしばらくは症状を抑えることができると思いますよ…」
「エ… このブラは…」
「ハイ、ショーツと同じ皮で出来ています。 クスクス… 用意して来て正解だったかな。  けどわたしはショーツだけで治まったのに五月さんは…  注射されたクスリの量が違うのか、もしかしたらクスリの成分が違ったのかもしれませんね…  それを着けてもう少し様子を見たほうがいいかもしれませんね…   それより五月さん… もう少し…しませんか?」
頬を紅く染めて訊ねる実里に、五月は『うん』と頷きたかったが、これ以上は実里に迷惑が掛かると思い、そうすることが出来なかった。
「あ、ありがとう…実里さん… このブラのおかげかな… もう大丈夫みたい…」
「そ、そうです…か…   でも、また何かあったら連絡して下さいね」
五月の言葉に実里は少しガッカリした表情を見せていた。


それから2週間あまりが経過した夜…
実里に薦められるまま、欲情を抑える為の黒い皮を身に着けていった五月は、いつのまにか仲間や姉に相談することを考えなくなり、唯一自分のことを理解している実里だけを頼るようになっていた。
黒い皮のブラとショーツ、そして数日前に渡された黒い皮のストッキングを着けて自慰にふける五月に、実里は新しい皮を用意していた。
「五月さん、具合はどうですか?」
「ンフゥ… も…もうダメみたい… 新しい皮を…皮を…着けないと… 治まらないの…」
ベッドの上を這いずり実里にすがりつく五月をさげすみ、邪悪に微笑む実里。
(クスクス… すっかり皮の虜になったみたいね…)
「クス… そうじゃないかなぁと思って、これを用意して来ましたよ」
そう言うと実里は黒い皮のロンググローブを取り出した。
「これを嵌めて、アソコを指で掻き回せば…  クスクス… 想像しただけでイッちゃうんじゃないですか」
実里が誘うようにグローブの口を広げると、五月は小さく頷き、躊躇なくそこに腕を滑り込ませる。
「ハァッ…気持ちイィ…  しっとり…肌に吸い付く感じ… 体の一部になってゆくみたい…」
反対の腕もグローブの中に入れた五月は指の先までしっかり馴染ませるようにグローブを引き上げた。
「その通りですよ…」
「エッ?」
「クスクス… 何も言ってませんよ。  それよりどうですか五月さん、落ち着きました?」
「エェ… でも… もう少し落ち着きたいから…   実里さん…してもいい?」
嬉しそうに微笑んだ実里は五月が失神するまでイカせ続けた。


それから数時間後…
樹海の人工建造物。
美獣帝国の謁見の間に実里の姿があった。
レオに捕らえられた実里は開放される前に、レオに洗脳調教を施されて彼女の意のままに働く従順なペットにされていた。
「クイーン・レオ様、ハンターホワイトは快楽を求めるのはクスリの所為だと思い込み、美獣スキンに疑問を抱いている様子はありません。 もうスキンを身に着けていないと落ち着かないようです」
「クク… クスリはただの催淫剤、とっくに効果は消えているわ。 いま快楽を求めているのは、美獣スキンから体内に取り込まれた美獣セルが脳を侵し、美獣帝国に相応しい思考への改造が順調に進んでいるから…  ククク… 上出来よ。 お前にご褒美をあげないといけないわね…」
手招きで実里を誘うレオ。
実里は顔を紅潮させ、淫猥な笑みを浮かべていた。
「ハ、ハイ… ありがとうございます。 クイーン・レオ様」
着ている物を全て脱ぎ、裸になった実里は四つん這いでレオの足元まで移動すると、嬉しそうにレオの足を舐めはじめた。
「ククク… 何て可愛いペットかしら… ちゃんと躾けたとおりに出来るのね…」
実里はお尻を左右に振り、レオに服従する悦びを表していた。
「クク… ハンターホワイトはお前のことを疑いもしない。  それどころか、自分が美獣に改造されている事に気づきもせず… ククク…」
裸で足元にひれ伏し、嬉しそうに足を舐めている実里の頭を撫でながら。
「ククク… そうね、そろそろお前にも私のペットに相応しい躰を与えてあげないと…」





久しぶりに姿を現した美獣を撃退した五月は、未だかつてない激しい欲情に襲われ、任務を終えると体調不良を理由に基地には戻らず自宅のマンションに戻って、呼び出した実里が来るまでに数十回の絶頂を迎えていた。
「五月さん、ずいぶん苦しそうですね。 大丈夫ですか?」
「ダ…ダメ… もう…これだけじゃ……   …したい… …実里と…したい…  …誰でもいい… したい… したくて…したくて…堪らないの…」
実里は五月のショーツを軽く引っ張り、黒皮と肌の隙間にゲル状の薄膜がはっていることを確認すると口元を吊り上げ微笑んだ。
(クス… ハンターホワイト、スキンを脱がなくなったのね…  スキンが癒着しはじめているわよ…)
垂れ目気味だった優しい面影はなく、黒いアイラインで目尻を吊り上げ、派手なメイクを施したように残忍な顔つきになっている実里。
五月がまともな状態であれば、実里の変化に気づいて疑念を抱いたかもしれないが、いまの五月にはそんな観察力も判断力もない。
「み…実里… …して…おねがい……イかせて…  …冒させて……実里を…冒したい…」
人とは思えない力で実里をベッドに押さえつけた五月は獣のような眼で実里を見下ろし、舌なめずりする。
「…実里… …舐めて… …わたしをイかせなさい…  …そのあとで… …実里を… …メチャクチャにしてあげるから… ンフ…フフフ…」
「クスクス… 完全に理性を失ってる… 昼間倒させたマウスに仕込んでいたフェロモンガスで体内の美獣セルが活性化されたみたいね。 クス… この様子だとハンターホワイトがクイーン・レオ様のシモベになるのも… クスクス…」
黒い手で実里の服を引き裂いた五月は涎を垂らしながら実里の胸からヘソ、淫核へと舌を這わせた。
「クゥゥン… そうですよ… それがレオ様がもっとも悦ばれる責めです…  そこから舌でアッ… そ…そう……中まで舌を…」
実里は自分がレオに躾けられた責め方で五月を責め、彼女をレオ好みのシモベにする準備をしていた。
「イィッ… ンフゥ……上手ですよ五月さん…  次はわたしがお手本を… しっかり憶えて下さいね…」
「ウグゥッ… ウゥゥンッ…  実里… イィ… ザラザラした…舌が…奥まで… イィッ… クリ…クリ…イィ… モット…モット…舐めて…  ハヒィィィッ…」
実里は生まれ変わった姿に変容し、人外の物となった舌で五月を冒しまくった。


翌朝…
「五月さん、起きて下さい… 本部からの呼び出しですよ」
五月の耳元で実里が優しく囁く。
「う…うぅぅん…… 実里…さん…  あれ…いつのま……エ、エマージェンシー!!」
ベッド脇に置いてある通信機能を備えたブレスレット型パワースーツ装着ユニットを慌てて取り上げた。
「ハイ、来栖です。 ハイ、問題ありません大丈夫です。  湾岸地区Cエリアに美獣が!  ハイ、了解しました。 直ぐに向かいます」
「美獣帝国が現れたんですか…」
「ごめんなさい実里さん… わたし直ぐに出動しないといけないの。 戻ったらまた連絡するから…」
「気にしなくていいですよ。  あの五月さん…」
「ン? どうしたの実里さん」
黒い皮を身に着けたまま白のライダースーツを着用しようとした五月が手を止めて実里を見やった。
「また昨日の夜のようになるといけないから… これを…」
実里はバッグから黒のライダースーツとブーツ、それとグローブを取り出した。
「まさかそれは…」
「ハイ、黒い皮で出来ています。 ある方が五月さんの為に、特別に作って下さったんですよ」
実里の言った『ある方』が誰なのか問うこともなく、五月は手に持っていた愛用のライダースーツを床の上に落し、フラフラと実里に歩み寄ると黒いライダースーツを受け取っていた。
「それを着ていれば、昨夜のようにはならないと思います」
「そ、そうね… 助かるわ…  それにこの皮は体に張り付くように馴染むから…」
黒い皮。
クイーン・レオが用意した美獣スキンの虜になった五月がそれを拒めるはずもなく、全てを皮で包まれる悦びに恍惚の笑みを浮かべながら、その感触を確かめるようにライダースーツを装着してゆく。
そして指先に爪のような金具が付いた肘下までのグローブをロンググローブの上から嵌め、ライダーブーツとは思えない高さのあるヒールのサイハイブーツも何の躊躇いもなく身に着けた。
「ンフゥ… 素敵な着心地… まるで何も着けていないような… 自分の肌のようなこの感じ…」
黒い皮で覆われた体をうっとりとした表情で撫でます五月の顔に、何か動物の顔を表しているような怪しい隈取が浮かび上がり直ぐに消えた。
それを見ていた実里が邪悪に微笑むとネコを思わせる隈取が表れ、それも直ぐに消えてしまった。
「クスクス… とても似合ってます。 素敵ですよ」
「ウフフッ… ありがとう」
妖艶に微笑んだ五月の目尻は黒く染まり、吊り上がったように変化していた。





「クク… 待っていたわ。 私の忠実なシモベ、ハンターホワイト」
湾岸地区に駆けつけたホワイトは、薄暗い倉庫の中でクイーン・レオと対峙していた。
「待っていた? わたしがあなたのシモベ?  フッ… 面白いこと言うわね…」
「ククク… まだ正気の部分が残っているのね。 さすがハンターホワイト、と褒めておくわね…」
語気に迫力を感じないホワイトを、レオは愛しい者を見るような眼でじっと見つめていた。
「残っている?  さっきから訳のわからないこと言って…   勝負よ、レオ」
「クク… 私と闘えるのかしら?   ククク…」
優しく微笑んではいるが、レオの眼力は美獣化が進んでいるホワイトを大人しくさせるのに、十分過ぎる力があった。
拳を握りしめて身構えていたホワイトの両手がゆっくりと体の横に下ろされる。
(えっ… なぜ… どうして…  どうしてわたし… レオを攻撃しないの…)
「クク… お前は私に逆らえない。 既にお前は私の忠実なシモベ、いまからそれを気づかせてあげる」
妖しく微笑んだレオは、これみよがしに舌なめずりをしてみせる。
「ふざけないで… どうして…わたしが… エッ…ハゥ…」
ビクンと体を震わせたホワイトはレオの前に跪くように地面に膝を着いた。
(こんなときに…どうして……   あぁ…したい…  …されたい…)
自身を抱しめるように腕をまわし、レオの前でうずくまるホワイト。
「ククク… 我が忠実なるシモベ来栖五月、その忌々しいスーツを脱ぎなさい」
「いい加減に…しなさいよ…  わたしが… あなたの…」
「クク… わたしがしてあげるわ…  ククク…」
跪く五月の顎に指を掛けて上を向かせたレオは、ヘルメットの口の部分に唇を重ねる。
「や…やめ… ハゥッ…」
(どうして… 感じるの…   ダメ…おかしくなる…)
ホントにキスをされているように感じはじめた五月は、レオの行為に答えるようにヘルメットの中で舌を出し猥らに動かした。
「ククク… スーツを脱ぎなさい… 素直に従うのよ… 私の可愛い五月…」
「ンムゥ… はあぁぁ…」
天を仰いだまま悦楽にひたるホワイトの体が光に包まれた次の瞬間、纏っていたパワースーツは消滅していた。
「クク… そうよ、いい子よ」
「ンフゥ… フゥ… どう…して…わたし……スーツ…を…」
虚ろな眼で戸惑う五月。
「ククク… それはお前が私のシモベ、我が美獣帝国に仕える美しき美獣だからよ…」
レオは黒い皮のライダースーツに浮かび上がる胸の尖りを優しく愛撫する。
「ンハァッ… そんな… わたしが… …なわけ…  イィッ…」
小さく息を切った五月の顔に怪しい隈取が微かに浮かび上がった。
「ククク… お前は私のシモベ、私の可愛い美獣…」
「ウッ…ウゥゥン… わたし…わたしは…… ハァッ…アッ……アッ…アァァ…ハァァン… イィ…」
黒い体を撫で回されて感じはじめた五月の顔の隈取がはっきりしてくる。
「クク… 来栖五月、お前は私の何?」
「わたしは…ハンター…… …そこ… もっと…中まで…」
レオは五月の顔を両手で押さえ、瞳を覗き込んだ。
「来栖五月」
「ア……ハ……ハ…ィ…」
「お前は私の何?」
「わたし… わたしは…… わたしは……ハンター…ホワ…ほわ…」
「ククク… まだそんな事を… だったら素直になれるようにしてあげるわ… ンム…ンチュ…」
レオの唇が五月の唇に重なり、体液が口の中に流し込まれると五月はそれを受け入れた。
「ンフゥ…  クク… 五月、言いなさい。 お前は私の何?」
「ハァァ…アァ…… ハイ… わたしは…シモベ…  クイーン…レオ様の…シモベ…」
隷属の言葉を口にした五月がうっとりとした顔でレオを見つめる。
「クク… そうよ。 あなたは私の部下、我が美獣帝国の忠実なるシモベ」
五月は虚ろな眼でレオの言葉をオウム返しで答えた。
「ハイ… わたしは…レオ様の部下…美獣帝国の忠実なシモベ…  ハアァァァッ…」
小さく身震いした五月が全身に拡がる従属の悦びに淫靡な笑みを浮かべると、レオも満足の笑みを浮かべ、五月を優しく抱きしめて耳元で囁く。
「今夜、…を連れて私の所にいらっしゃい。 それまであなたは私の敵、ハンターホワイトでいるのよ」
開放された五月はゆっくりと立ち上がり、直立不動の姿勢で答える。
「ハイ… クイーン・レオ様… 仰せのままに…」
「ククク… ンチュ…」
レオが五月に口付けをして姿を消すと、五月の顔の隈取が消え、瞳に強い意志の輝きが戻っていた。
「ハッ… なに… どうしてわたしスーツを…  パワースーツ・オン!!」
白と銀のパワースーツを再装着した五月は取り囲んでいるマウスを圧倒すると仲間と合流し、マウスを指揮していた美獣を葬り去った。





そして…
冷たく微笑みながらレオの前に佇む五月。
その顔には隈取が浮かび上がっている。
「五月、どうしたの! どうしてあなたが!!」
濃紺のJHの制服を身に着けた女が腕に手錠を掛けられ、レオの前に転がされていた。
「ククク… ハンターホワイトは、お前の妹来栖五月は、私の忠実なシモベ、美獣に生まれ変わるのよ」
レオは手招きで五月を呼び寄せ、足元に跪かせた。
「ククク… お前が私のシモベとなったことを、あの女に見せてお上げなさい」
「ハイ、クイーン・レオ様」
「ナッ! やめなさい、五月!! あなたはJH、ハンターホワイトよ、しっかりしなさい!!」
レオの淫核に優しく口付けをした五月は、実里から教えられたレオが悦ぶ愛撫をはじめる。
「クフゥン… しっかり躾けられたようね… ハァッ… そう…そうよ……もっと奥を…  ンフゥ…そう…もっと音をたてて…私の蜜を舐めなさい…」
「ハイ、レオ様…ンフ…ンフ…ンチュ…」
レオの愛液を舐める五月の体が少しずつ変化しはじめる。
身に着けている美獣スキンのライダースーツ、グローブ、ブーツの継ぎ目や皺、弛みがなくなり、ピタリと体にフィットすると表面がヌメヌメした輝きを宿す。
そして無駄なく鍛えられた体が締めつけられて、よりシャープでしなやかなフォルムへと整形されると、印核や胸の尖り、秘唇がくっきりと浮き出して、スキンは完全に五月の躰と化した。
「やめなさい五月… あなたは… あなたは…   さ…五月…」
美獣化してゆく妹に正気を取り戻させようとしていた三月が絶句し、顔から血の気が失せる。
レオの陰部に顔を押し付けている五月の黒いお尻の一部が隆起し、細く長く伸びるとクネクネ動き出した。
「ククク… 美獣に生まれ変わる気分はどう?」
「ハイ、クイーン・レオ様。 とてもイイ気分です。  ウフフ… 美獣になることがこんなに素晴らしいなんて… どうしてもっと早くに気づかなかったのかと後悔しています」
陰部から顔を離した五月の隈取は猛獣を思わせるデザインに変わり、目は白目と黒目が反転して、もはや人とは思えない形相になっていた。
「さ…五月……あなた…ホントに……ホントに…美獣に…なってしまう…」
恐怖に顔を引き攣らせる三月をレオは横目で見やり。
「クク… まだ信じられないようね。  ロシアン、マスクを持って来なさい」
「ビジューッ! かしこまりました。 クイーン・レオ様」
返事と共に現れた青白い肌に青灰の短い髪の毛、同じ毛色のショーツとブラ、そしてソックスと指なしグローブを着けたような美獣が優雅に尻尾を動かしながら、黒い皮のマスクを持ってレオに近づいてくる。
「あ、あなたは…」
青灰の毛の中にある三角の耳をピクリと動かした女は、猫を思わせる化粧が施された顔に妖艶な笑みを浮かべて三月を見やった。
「クスクス…」
「実里さん…大道寺実里さん… あなたまで美獣に…」
「クス…クスクス…」
実里は何も答えず三月を横目で見やりながら、レオの近くまで行くと跪いて頭を下げ、持っていた黒いマスクを両手でレオに差し出した。
「ククク… 来栖五月。 このマスクを被り、美獣キラーパンサーとなるのです」
「ビジューッ!」
美獣の名を与えられた五月は美獣帝国の奇声で答え、ゆっくりと立ち上がりながら残忍な笑みを三月に向けた。
「ウフフ… 姉さん… これを被れば、わたしは完全な美獣に、レオ様のシモベに生まれ変われるのよ」
「や、やめて、五月… いまならまだ…あなたを…  ダメよ、五月!!」
「ウフフフ…」
横目で三月を見やりながら、五月はレオから受け取ったマスクを何の躊躇いもなく被った。
『ンッ…ングゥ……ングッ』
鼻も口も覆われた五月はくぐもった声を漏らし、マスクで覆われた顔を撫で回していた。
「五月、脱ぎなさい… 早く脱いで…」
『ンン…ン…ンンン…』
「五月…」
マスクはヌチャヌチャと五月の頭部を租借するように蠢き、鈍い音をたてながら頭蓋骨を作り変えてゆく。
「ウグッ…イギィ……ギギィ…グガァァ……… ンフゥ…フゥ…フゥ…… フッ…フフッ……ウフフフッ…」
青白く変色した顔の下半部が開放され、黒く彩られた唇を吊り上げて微笑む五月の口元に銀色の鋭い犬歯が現れる。
そして頭部の変化が程なくして完了すると、五月の顔は黒い豹へと変貌していた。
「ウグルルゥ……グルルッ……」
黒い眼の中にある不気味に輝く白い瞳を縦長に細めた五月は、喉を鳴らしながら、変化し終えた躰を嬉しそうに眺めていた。
「さつ…き…」
「グルルッ… 素晴らしい… これが美獣帝国の力… グルルッ… 早くこの爪で人間ども八つ裂きにしたいわ…」
「ウソ… ウソよね… 五月…」
両手の指先にあるナイフのような爪を出し入れさせて、紫に変色した長い舌で舌なめずりしながら微笑む五月の姿は三月を失意のどん底に突き落とした。
「ククク… キラーパンサー、頼もしいシモベ…」
「ビジューッ! 偉大なるクイーン・レオ様、この忠実なるシモベ、キラーパンサーに何なりとご命令を…」
レオの前に跪き、臣下の礼をとる五月に正義のヒロインとしての意志は微塵も残されていなかった。
「クク… キラーパンサー、この女をどうすればいいか、意見を聞かせてもらえるかしら」
「ビジューッ! 恐れながら… この女の指揮能力は大きな戦力となりましょう。 この能力を活かせる美獣に改造すれば、レオ様のお役に立てるのではないかと…」
「な…なにを言うの五月… 私たちは姉妹… 姉の私を美獣にするつもりなの…  カハッ」
キラーパンサーは怯えた顔で震えている三月の鳩尾に軽く拳を当てた。
「グルッ… うるさい女ね! わたしはキラーパンサー、もうお前の妹などではない!」
「…サ…ツ……キ…」
床の上に突っ伏して苦しむ三月をさげすみながら、キラーパンサーは口元に残忍な笑みを浮かべていた。
「ククク… その女には自分が指揮を執っていたJH基地を制圧させてあげましょう。 ロシアン…」
「ビジューッ! かしこまりました」
名前を呼ばれた青灰の猫、美獣ロシアンにされた実里が三月に近づく。
「な、なにをする気なの… やめて… 私は美獣なんかになりたく…ンッ!」
三月の言葉はロシアンの唇でさえぎられた。
「ンッ…ンン……  ンフ…ンフゥ…」
首を動かして抵抗していた三月の動きが直ぐになくなり、口内に流し込まれるロシアンの甘い唾液を恍惚とした顔で飲み干してゆく。
「ククク… ロシアンの体液には、どんなに強靭な意志を持った人間でも数分で欲情させる効果があるのよ…」
「ンハッ… ア…アァ……ハァァン…」
虚ろな眼で体をよじりはじめた三月の服を脱がせたロシアンは、三月の秘所から溢れ出している愛液を舐めとる。
「イヒィ……イィ……  ハヒィ…」
ビクンと体を震わせた三月の美しい顔が快楽に崩れ、だらしなく半開きになった口元から涎と舌を垂らしていた。


72時間後…
灰色のキャットスーツに黒いグローブとブーツを着けたような躰。
意志のない白い眼をし、ネズミを思わせる隈取が描かれた顔の女が2人、レオの前に立っている。
彼女たちはJH基地に所属する三月の秘書官と看護士の1人だったが、先に基地に戻った五月に、三月の体調が優れないので見てきて欲しいと頼まれ、三月のマンションを訪れたところをマウスに襲われて美獣帝国に拉致されてきた。
「ククク… お前が産み落とすマウスピューパを呑まされた人間はインファントマウスとなり、コマンダーであるお前の意のままに… そしてインファントマウスは数日で完全なマウスへと成長する。  クク… その力、気に入ったかしら? ラットコマンダー」
「ビジューッ! 素晴らしい力です。 この力で人間どもを美獣帝国に隷属させてご覧に入れます」
インファントマウスの前に、白い躰に灰色のロングサイズのグローブとブーツ、顔の下半部を露出した白いネズミの全頭マスクを被っているようなラットコマンダーが直立不動の姿勢で立っていた。
「ククク… 美獣ラットコマンダー。 JH司令、来栖三月の生まれ変わった姿… 素敵よ」
「ビジューッ! ありがとうございます。 クイーン・レオ様」
「「ビジューッ!」」
美獣にされた来栖三月が右手を高く掲げて敬礼の姿勢で答えると、インファントマウスも同じ姿勢で声を上げた。
「クク… ラットコマンダー、その力でJH基地を美獣帝国の前線基地と化すのです」
「ビジューッ! かしこまりました、クイーン・レオ様」
再敬礼した三月が腕を下ろすと、ラットコマンダーからJH司令来栖三月の姿に、インファントマウスもJHの制服を着た女の姿に戻っていた。



6時間後…
JH司令室の床の上にインファントマウスが倒れている。
「ウフフフ… オペレーターの交代は1時間後だったわね… ミーティングルームに警備部、技術部の女たちを集めなさい」
「ハイ… かしこまりました… ラットコマンダー様…」
自分のシートに腰掛ける来栖三月の手に黒い縞模様のある灰色をした不気味な物体、マウスピューパが握られていた。
「ウフフ… キラーパンサーはJHを始末できたかしら? 地下模擬戦場の映像を…」
「ビジューッ!」
床の上に倒れていたインファントマウスが起き上がり、オペレーターシートで端末の操作を始めると、オペレーターだったときの姿に戻る。
「ラットコマンダー様… 地下模擬戦場の映像です… 現在戦闘は…」
「とっくに片付けたわよ」
司令室の入り口で答える五月が冷たい笑みを浮かべながら、血塗られた変身ブレスレット4つを床に放り投げた。
「ウフフフ… そう… こっちも急がないといけないわね…五月… いいえ、キラーパンサー」
妖しく微笑んだ三月が秘所に添えていた手を広げると粘液に包まれた産みたてのマウスピューパがあった。


短編読み切り



地球は宇宙からの侵略者金属生命体メタルバーに侵略されようとしていた。
メタルバーは自身の体液リキッドメタルで人や生物を変質させ、地球を侵略する軍団メタルアーミーと拠点となるメタル帝国を築き、その勢力を拡大していた。
攻撃を受けつけないメタルアーミーに苦戦を強いられていた人類は、ようやくメタルアーミーに有効な兵器の開発に成功し、特殊攻撃チーム「メタルセイバー」を組織、反撃に出たのだが…



『見つけたぞ、霧島優奈。 いや、セイバーアフロディーテ』
「バ、バケモノ… 来ないで…」
(メタルアーミーがなぜ、私がメタルセイバーだと…)
メタルアーミーの侵略が滞り、久しぶりの休暇を楽しんでいたセイバーアフロディーテ霧島優奈は、友人と訪れたファッションビルでメタル帝国の将プラチナンに遭遇していた。
『クック…惚けてもムダだ。 貴様が憎きメタルセイバー、セイバーアフロディーテだということはわかっている』
「ひ、人違いです… 私は…」
『つまらん芝居をするな。 オレの目的は貴様だけだ。 大人しく従えば、一緒にいた女や他の連中も助けてやる。 だが、従わぬ場合は…』
【人】に変装しているプラチナンの口元が邪悪に歪んだ瞬間。
- キャアァァァ!! -
- オイッ、人が、人が爆発したぞ!! -
鈍い爆発音と女性の悲鳴が響き、フロア中が蜂の巣を突いたような騒ぎになる。
「な、何をしたの…」
『クックック… このビルに入るとき、旨そうなドリンクを配ってたろ?』
「ハッ! まさかあれは、ボム…」
『そう、メタルボムだ。 クック…普通の女が、ボムのこと、知ってるわけないよな』
「うッ…」
休暇中でメタルセイバーの戦闘スーツ、セイバーギアを装着するためのアンダーウェアも、伝送ユニットも装備していない優奈は、プラチナンの顔を睨むことしか出来なかった。
『大人しくオレの命令に従え、セイバーアフロディーテ。 そう言えば確か、貴様と一緒にいた女もメタルボムを飲んでたな。 クックク…』
プラチナンの口元が微かに歪むのを見た優奈が慌てて口を開く。
「ま、待って!」
『クックック… 大人しくオレに従う気になれたか?』
「正々堂々と勝負しないで… 卑怯よ」
『クック… オレはゴールドンのように、強いと分かっている相手に正面から挑むようなバカじゃない。 いかにして相手を弱らせて、自分の力を蓄えるか。 そのためにはどうすればいいか考える。 貴様らの相手をゴールドンに任せて、オレは徹底的にメタルセイバーのことを調査し、そして見つけたのさ。 貴様をな』
プラチナンの顔が邪悪に歪み、優奈を指差している指がプラチナに輝く。
「それで私を殺しに来たのね。 クスクス… 残念だけど私を殺したくらいで、メタルセイバーは弱くならないわよ」
プラチナンの指が鋭く尖るのを見た優奈は、目を瞑り覚悟を決めた。
「どうせ死ぬなら、ゴールドンのように正々堂々と勝負してくる相手と」
『オイオイ、貴様をここで殺したら、わざわざ出向いて来た意味がないぜ。 クックック…』
「えっ!?」
その言葉に驚き瞼を開いた瞬間、優奈の額にプラチナンの指が触れ、そこから伝わる冷たい感覚が額から後頭部へと広がった。
『クックック… 貴様をオレの兵隊にするのが目的なんだからな』
「な、なんですっ… あ…  あぁっ…」
プラチナンの指がリングとなり、それを額に嵌められた優奈は、意識を失いその場に崩れ落ちた。
『クックック… 獲物は手に入れた』
優奈を見下ろし嘲笑うプラチナンが指を鳴らすと、意志のない白い眼をした優奈がゆっくりと起き上がった。
『セイバーアフロディーテ、貴様のすべてを変えてやる。 クックック…来い』
従順に小さく頷いた優奈は、先に歩き出したプラチナンを追うように歩きはじめた。



「う… うぅん…」
『お目覚めか、セイバーアフロディーテ』
「プラチナン…」
(そうだ…私…プラチナンに捕まって…)
優奈は冷たいベッドの上で脚を開き、両腕を左右に伸ばす姿勢で拘束されていた。
(プラチナンはホントに… 私をメタルアーミーにする気なのね…)
上から覗き込んでいるプラチナンを、優奈はキッと睨みつける。
「やっとメタル帝国の場所を突き止めたのよ、このまま大人しく改造されるものですか!」
『ホホォ、こんな姿で拘束されてるセイバーアフロディーテが、どんな反撃を見せてくれるのかねェ』
「や、やめなさいッ!!」
首と腰も拘束され身動き出来ない優奈の体を撫で回し、青い眼を細めるプラチナン。
『安心しろ、すぐにそんな事を考えられないようにしてやる。 そして、貴様はオレに忠誠を誓う兵隊に生まれ変わるんだ。 クックック…』
優奈が拘束されているベッドの、顔の隣が小さく開き、中から銀色に鈍く輝く金属の棒がせり上がってきた。
『まずは、こいつを貴様の体に取り付けるわけだが… クックック…』
金属棒を手に取ったプラチナンは、優奈の顔を見ながら足元へと移動する。
「それはなに… それをどうするつもりなの…」
『他の奴らには絶対に気づかれない、そして効果的にアレを体内に摂り込める場所に取り付けるのさ』
脚を大きく開かされている優奈の、秘所が見える場所に移動したプラチナンが目的の場所を見つめた。
『クックック… やっぱりここだよな』
「な、なにを… そんなものを入れなッイッ…うぐぅッ!!」
『痛いか? クックック…さすがに前戯なし、濡れてないのに入れられたら痛いよな、ククッ…』
「イッ、ンッ、ウグぅ…」
苦痛に顔を歪める優奈を嘲笑い、金属棒を秘裂に捻じ込むプラチナン。
『ホォォ、デカすぎかと思ったが、意外とそうでもなかったか。 クックック…』
「ンハッ… ハッ… ハッ… プラチナン…あなた…あっ…はぁぁぁ…」
苦渋の顔でプラチナンを見やった優奈が、欲情的な声をあげはじめる。
『苦痛の次は快楽だ。 クックック…』
「ンン… はぁッ… んひィィィ…」
挿入された金属棒から体験したことのない快楽の刺激が送り込まれ、優奈は絶頂を迎えさせられた。
『クックック… イッたか。 どうだ? 敵の前でイカされた気分は?』
「プ…プラチ…ナン……あ…あなた…」



リキッドメタルで改造された生物は、ロボットのようにただ与えられた命令に従い行動する。
それはこれまでの戦闘で立証され、そのことを利用した作戦も何度となく実行された。
だが、プラチナンは自分の考えや意志を主張し、優奈をなぶるように苦しめ、それを楽しんでいる。
プラチナンはメタルアーミーらしくない、人間くさい行動を見せていた。

『クックック… 入れた装置は体温で変形し、貴様の中にピッタリ収まる。 そして…』
金属棒を取り出した場所から、白い溶液が詰まった親指ほどのカプセルを取り上げ。
『これを体内に注入する針管が』
「うっ…キャァァァァァッ!」
突然の激痛に目を見開き悲鳴をあげる優奈。
『クックック… 準備が整ったようだな。 中で斗出した数十の針管から、コレが体内に送り込まれる』
「ッつぅ… 抵抗…できない者を…なぶり…たのしんで…  ロボットらしくない… 根の腐った人のよう…」
『根の腐った人、か… クックック… たしか人間だったとき、同じことを言ったポリがいたな。 可愛げのないクソ生意気な女だったから、クスリ漬けにして壊してやったよ』
「に…人間だったときって… やっぱり… あなたには人だったときの意識が残っているのね…」
『クックック… そうさ、オレは違う。 他の奴らのように、メタルバーの命令がなければ何も出来ない、何もしないクズ共とは違うのさ』
「人間としての意識が残っているのに、なぜ、侵略者の為に働くの! どうして侵略者と戦おうとしないの!!」
『クックック… それは根の腐った人間だからさ』
「あっ…そ…それは… ホントに人の意識が残ってると思わなかったから…  ごめんなさい…」
『貴様、バカじゃねェか、あやまってどうする』
「でも…」
『オレはリキッドメタルでアーミーにしてくれたメタルバーに感謝してるんだぜ。 くだらねぇ権力を振りかざして追い掛け回す連中を踏み潰す力をくれた。 オレの好きに出来る力を与えてくれたメタルバーにな。 まぁ、女とクスリが楽しめなくなったのはイタいけどな』
「そ、それだけのことで、メタルバーに協力しているの… 彼らと戦える力を持っているのに、そんなことで…」
『クックック… そう、そんなことでだ。 だから説得なんてムダ』
「人でなし… やっぱり根の腐った人ね…」
『クック… だが貴様は、その根の腐った人間の命令に悦んで従う、それ以下の存在になるんだぜ』
邪悪に顔を歪めたプラチナンは、優奈の秘裂に収まる金属棒に軽く触れた。
「ぁ…ぁん…」
『クックック… 傑作だな、セイバーアフロディーテがアソコを弄られ声を上げてるぜ』
「ち…ちがいますッ…」
『クック… これを入れたあとも、そうやって強がってられるかなぁ?』
プラチナンが指を離すと秘裂に挿入された金属棒の一部がスライドして迫り出してくる。
そして、指で摘んで見せている白い溶液が詰まったカプセルをセットし、元の位置に押し戻した。
「い…いまのが…リキッドメタル…なのね…」
プシュと鈍い発射音がし、中の溶液が自分の体に注入されたのがわかった優奈は、メタルアーミーにされる恐怖で発狂しそうな気持ちを必死で抑え、震える声を絞り出した。
『クックック… 残念、いまのはメタルアーミーを溶かし、精製して作ったメタルセルだ』
「メタル…セル…」
『単純にメタル分子の集合体に作り変えるリキッドメタルと違い、メタルセルは生態と細胞レベルで同化して、これまでとは別物のアーミーに作り変える。 同化速度が遅く、少し時間が掛かるのが問題だが、それを補う面白い副作用があってな。 セルを入れた生態は、セルと細胞が同化するときの刺激が忘れられず、またセルが欲しくなるんだよ。  まぁ、麻薬みたいなものだな』
「クスッ… あなたらしいやり方ね。 でも私は、自分からセルを取り込んだり、望んだりしな……くぅ…   ン…んん…ィィ…  はぁッ!」
『クックッ… キモチいいだろう。 セルのトリップ効果は絶大だぜ。  貴様は意志を持ち、人間の姿に擬態できる進化したアーミーに生まれ変わるんだよ』
「ンあぁ…はぁぁぁッン…」
『クックック… 貴様はもうオレの虜、すぐに思考が麻痺して、オレの言うことを素直に聞けるようになる。 セル欲しさに何でもするようにな。 どうだ、細胞とセルが同化して変わってく感覚が最高だろう』
「…ハイ… とっても… きもち…いい…です…  ひっ…ひぃぃぃッ!」
『ククッ… いい子だ。 あと2、3本入れてやれば、自分の手でメタルに染まってくだろう。 クックッ…』
メタルセルが詰ったカプセルがセットされたベルトが、優奈の太ももに取り付けられた。





プラチナンの元から帰されて1週間。
メタルセルの作用で、優奈は仲間に危険が迫っていることを伝えることが出来なかった。
セルを摂り込む快感は回を追うごとに強くなり、優奈の身も心も絡め獲る…


任務を終えて部屋に戻った優奈は、残りひとつになったベルトのカプセルを見つめ、手に取りたい衝動を抑えていた。
「ぅッ… このままだと私… プラチナンの思いどおりに…」
だが、カプセルを見つめる優奈の瞳は青く染まり、セルの快楽を待ち望み笑みを浮かべていた。
「これを入れたら…もう… 私が… 私でなくなる…」
握りしめている手が白い艶のある手袋を嵌めたように変化し、それは全身へと広がる。
「ダメ… ダメ……  セルを…セルを入れたら… 私は…もう…」
優奈の言葉とは裏腹に、陰部のセル充填用シリンダーがスライドし、中にあった空のカプセルが排出され、最後のカプセルを摘んだ指が、躊躇わずそれをシリンダーにセットした。
「ダメ… これ以上…入れたら…  私は…  私は……あ…あぁぁ…」
シリンダーが格納され、体にセルが注入されると優奈は恍惚の表情で宙を仰ぐ。
「…キモチィィ…… 変わる…変わってゆく… 私のすべてが……メタルに…   私は…メタル…アーミー…… メタル帝国の…兵士…』
首から下が艶のある白いゼンタイスーツを着けたようになっている優奈の躰が、少しずつ変化しはじめる。
胸の尖り、陰核などの細部の凹凸が均され、足元がハイヒーツを履いたように整えられて、全身が硬化してゆく。
鼻と口が躰と同じ艶のある硬く白いフェイスマスクで覆われ、目元を白いシャドーとラインが吊り上げた。
『ンふぅ…  もっと… もっと…セルが…』
欲望を口にする優奈の声は、フェイスマスクで冷たい電子音声に変換されていた。
『クックック… 予定どおりのようだな。 アフロディーテ、新しい躰はどうだ?』
バルコニーから部屋に侵入して来たプラチナンが、アーミー化している優奈を舐めるように見つめた。
『プラチナン… 私は… 私は…あなたに服従など…』
『ホォ、まだそんな事を… クックッ…』
自分を抱きしめるように腕をまわし快感に身を震わせている優奈を見やり、彼女が欲しているモノを指で摘んで見せた。
『ククッ… これが欲しいんじゃないのか?』
『決まってるじゃない… プラチナン… あなたは…私を…メタル帝国に服従…させたいんでしょう… だったらセルを…』
優奈が手を伸ばしてカプセルを奪おうとすると、プラチナンは優奈の手を掴みベッドの上にうつ伏せに押し倒した。
『クックック… メタル帝国にではない、オレに服従するんだ。 アフロディーテ』
プラチナンは優奈の陰部の充填用シリンダーを取り除き握り潰した。
『な、なにをするのッ! そんなことをしたら… セルを…メタルセルを…』
『クックック… これからはオレがセルを入れてやる。 これでな』
躰と同じプラチナホワイトの男性器に似た棒を、優奈の鼻先に近づけるプラチナン。
『ようやく完成したのさ、貴様を服従させ、オレも楽しめるコレがな。 この中にセルを充填し、貴様を侵してやる。 どうだ、セルが欲しいならオレに忠誠を誓え。 オレに永遠に仕える女になると誓え』
『だ…誰が… うぅッ… くあぁぁん……』
『クックック… これは貴様に合うように完成させてある。 これを入れれば貴様はオレに従順になり、オレに服従したくなる。 さぁ答えろ、アフロディーテ。 貴様はなんだ、貴様は誰に仕える』
『あぁぁ…はぁン… 私は…アーミー…メタル…帝国の…くぁぁぁぁぁぁッ… 私は…私は…プラチナン様の…女… プラチナン様に…忠誠を… 永遠の…忠誠を誓い…お仕え…致します…』
『クックク… いま口にした言葉を絶対命令として、記憶しろ』
『ハイ… 記憶します… メモリーに記録…登録致します…  プラチナン様… 私は…プラチナン様の女… プラチナン様に…永遠の忠誠を誓い…お仕え致します…  私はプラチナン様の女… プラチナン様に永遠の忠誠を誓い…お仕え致します…  私はプラチナン様の女 プラチナン様に永遠の忠誠を誓い、お仕え致します』
『クックック… そうだ、貴様のすべてはオレのモノだ』
ベッドでお尻を突き上げる優奈の陰部にプラチナンの下腹部が重なり、彼女に挿入されたパーツとプラチナンの躰が結合され、腰が前後に動き出す。
『クゥッ… オォォ… この感じ久しぶりだぜ…』
『ハァッ… イィ…  プラチナン様… プラチナンさまぁぁ…』
優奈の瞳の青が目全体に広がり、プラチナンと同じ青い目に変化すると、振り乱している肩までの黒髪が腰まで伸び、躰と同じ美しい白に染まる。
優奈の中に放たれたメタルセルが、優奈を完全なメタルアーミーへと変貌させた。


エスの奴隷



私立光女学園2年B組 窓際最後部の席。
二宮志保は前の席から回ってきたマスクを袋から取り出し周囲に目を配った。
いつもと変わらない教室。
顔の半分を覆う大きなマスクを着けた担任教師。
でも何かが違う。
志保はどこかすっきりしない違和感を感じていた。
(なんだろう… いつもと違う… どこか違う気がする…)
「インフルエンザ予防のマスクですから受け取った人は、直ぐに着用して下さい」
生徒全員にマスクが行き届いたことを確認した担任の女教師がマスク着用を促し、それを着けた生徒たちは、借りてきたネコのように大人しくしている。
姉のように慕われている女教師の指導に全員が素直に従い、着けていないのは志保1人になっていた。
「二宮さん マスクを着けていないのはあなただけですよ。 早く着けなさい」
「ハ、ハイ、直ぐに着けます…」
だが、ビーレディをサポートし、共に悪の組織BE(ビッグアイ)団と戦っている志保の鍛えられた感覚が、女教師が微かに放つ邪悪な気配を察知し、持っていたマスクを机の上に置かせる。
(このマスク…なにかある… それに…)
志保はスカートのポケットに忍ばせている携帯電話を握り締めた。
(声も口調もそっくりだけど… 違う、瑠美子先生じゃない!!)



二宮志保は正義の戦士ビーレディをサポートするビーガールズのサブリーダーをしていた。
ビーレディは悪の組織BE団に蜂の遺伝子を組み込まれた改造人間だったが、ある任務中に落雷を受け倒れていたところを、志保たちチアリーディング部に助けられた。
志保たちはビーレディがBE団の改造人間と知りながらも、記憶を失い困惑している彼女を邪険に扱わず、ビーレディに蜂谷くるみと名前を付け、落雷のショックで失ったBE団の邪悪な記憶を、人を思いやる優しい心で補わせて、彼女を正義の戦士ビーレディに覚醒させた。
そして自分たちもビーレディをサポートし、共にBE団と戦うことを決意する。
ビーレディを助けたチアリーディング部員でビーガールズを結成、特殊素材メーカー上月化学工業の孫娘でチアリーディング部長でもある上月弥生が用意した特別仕様のバイオラッテクススーツを纏いBE団と戦っていた。



『どうしてマスクを着けないのかしら? 二宮さん』
女教師の声が明らかに別人と分かるモノに変わる。
「その声は…」
志保は無意識に、自分をピンチに追い込む言葉を口にしていた。
『ンフフフ…ワタシの正体に気づいたの? と言うことは、あなたがビーガールズね』
「ッ!!」(し、しまった…)
無意識だったにせよ、自分の軽率さに後悔する志保は唇を噛む。
『ンフフフ…まさか、この学校にビーガールズがいるなんて、ワタシは運が良いのかしら』
「BE団がどうして学校に!」
『どうして? ンフッ…』
女教師が指をパチンと鳴らすと、教室の級友たちが意志のない眼を志保に向け立ち上がる。
「み、みんな、どうしたの!  Dr.エス、みんなに何をしたの!!」
マスクを外しながら、女教師がサディスティックに微笑む。
『ビーレディとあなたたちに、多くの団員を倒されたから… ンフフフ…』
「そんなこと、学校には関係ないじゃない!」
女教師の全身が紅い輝きに包まれ、艶のある紅いボンデージに身を包むBE団の美しき女幹部Dr.エスへと変貌を遂げる。
生徒たちが着けているマスクも白から艶のある黒へと変色し、顔から下半部にピタリと密着した。
『ンフフフ…この洗脳マスクを着けると、BE団の命令に忠実な人形になるのよ。 あとは人形になった生徒に団員服を着せて、簡単な戦闘教育を施せば、優秀なBE団員の出来上がり… ンフフフ…』
「冗談言わないで!! そんなこと、させないわ!!」
学校にBE団が現れたことをビーレディに知らせようと志保が携帯電話を取り出す。
エスは邪悪な笑みを浮かべ、それを邪魔させるかのように、志保の近くにいた生徒数人に彼女を襲わせた。
だが志保は、友人たちの手を受け流して机の上に飛び乗り、脱出し易そうな扉に向かい、机の上を移動する。
がしかし、教室の中ほどで足を捕まれた志保は、群がった腕の絨毯に寝かされ自由を奪われた。
「放して、みんな正気に戻って!!」
体を捩りながら無駄と解っている説得を試みる志保の体はエスの前へと運ばれ、床の上に下ろされた。
エスは志保から携帯電話を奪い、微笑みながら液晶画面を見せつける。
『ンフフフ…残念ね。 ここはいま圏外になるのよ』
「クッ… そんなことをしてもムダよ! ビーレディが必ず気づいてくれるから!!」
『ンフフフ…』
精一杯の強がりを邪悪な笑みであしらったエスは、志保の顔に洗脳マスクを近づける。
「そんな物で、そんな物で私は操られたりしない!」
BE団の人形と化した級友たちに、志保の四肢はしっかり捕まれ身動きひとつ出来ない。
『ンフフフ…それはどうかしらね』
マスクの端が志保の耳に掛けられ、ゆっくりと顔に押し付けられた。
「イヤッ! BE団に操られるなんてイヤよッ!!」
『ンフフフ…』
「私は操られない! BE団に、BE団にされたり、されたり…  され…】
特別な訓練を受けたわけでもないただの女子高生が、BE団の邪悪な力を抗える筈もなく、首を左右に振りマスクを振り落とそうとしていた志保の動きは直ぐに鈍くなり、艶のある黒に変色したマスクがピタリと顔に密着する。
『ンフフフ…』
すっかり大人しくなった志保は輝きが失せた眼を、腕を組みサディスティックに微笑んでいるエスに向けていた。
『ンフフフ…志保、お前たちビーガールズはワタシ直属の団員、エスガールズとして可愛がってあげるわ』
【…ハイ…ありがとうございます…Dr.エス様】
抑揚のない声で従順に答える志保の頬を撫でるエス。
『ンフフフ…良い子ね、他のビーガールズのことをワタシに教えて頂戴』
【ハイ…Dr.エス様…ビーガールズは…チアリーディング部員…です…】
『ンフフフ…チアリーディング… だからあんなアクロバティックな動きを見せていたのね』
エスはしばらく志保を見つめ、何か思案すると口元を微かに吊り上げ微笑む。
『ンフフフ…今日はマスクの性能チェックだけのつもりだったけど…』




卒業間近で3年生は退部していたが、お嬢様気質の上月弥生は卒業まで部長の座もビーガールズのリーダーの座も譲る気は無く、チアリーディング部に残留していた。
弥生の財力は当然のこと、その運動能力の高さはガールズには欠かせない人材だったこともあり、誰も文句を言う者はいなかったが、わがままに育てられた弥生は物事を軽率に考え行動することが多く、それをサブリーダーの志保に諌められてばかりいた。

放課後。
弥生がビーレディとの定時連絡を終え、数名の部員と部活に出る準備をしていると、そこに艶のある黒いスーツで全身を覆い、黒い顔の真ん中にBE団のマーク、黄色と赤で彩られた巨大な眼が描かれているBE団員が押し掛け、難なく弥生たちを羽交い絞めにした。
「な、なんですか! どうしてBE団がここに!! クッ、放しなさいッ!!」
ビーレディから護身術を教わっているビーガールズと言えども、3人掛かりで押さえられると流石にどうすることも出来ない。
【大人しくしろ ビーガールズ】
遅れて部室に現れた人物を見た弥生の顔に少し安堵の表情が浮かぶ。
「まったく! 志保、こんなことをしてまで、私を諌めたかったの? 下級生にBE団員の格好までさせて… わかった、これからは気をつけるから、早く放しなさい」
志保は洗脳マスクを着け、BE団員と同じ艶のある黒いスーツの上から体を締め付ける光沢のあるピンクのロンググローブとサイハイブーツ。 そして胸、腹、陰部がオープンになったハイネックレオタードと何者かの所有物になったことを印すように首輪を嵌めた姿をしている。
その異様な姿を見ても、弥生が志保を疑っている様子はなかった。
【黙れ いまからお前たちをDr.エス様のところに連行する】
「志保! いつまでもふざけてないで… エッ!?」
BE団員が部員の顔に洗脳マスクを着けはじめ、着けられた部員たちが次々に苦悶の声を漏らしたが、マスクが白から艶のある黒に変わるころには全員大人しくなっていた。
【洗脳マスクの装着が終わった者から連行しろ】
「洗脳…マスク? 志保…あなたホントに志保なの… みんなに何を…」
ようやく志保の異常を認識した弥生の声が恐怖に震える。
【あとはお前だけだ】
「し、志保、どうしちゃったのよ… 洗脳マスクってなんなの… みんなをどこに…」
すっかり威勢をなくした弥生は涙を浮かべていた。
【お前たちビーガールズは、Dr.エス様直属のBE団員、エスガールズに生まれ変わる】
冷たい人形のような眼で弥生を見つめた志保は、ためらうことなく弥生の顔に洗脳マスクを装着していた。




『ンフフフ…お前たちはワタシのモノ。 ワタシの為だけに働くエスガールズ』
壁に据え付けられた透明のカプセルの中に、捕らえられてきた弥生たちが入れられている。
洗脳マスクを着けられた志保も、ここでエスガールズ、SG01シホと呼ばれるエス専属の団員にされていた。
『ンフフフ…シホ、はじめなさい』
【レディー・サー 拘束スーツの装着をはじめます】
志保はクロスさせた手のひらで締め付けられた胸を持ち上げ片膝をつき跪くエスガールズの服従の姿勢で答えると、ビーガールズをエスガールズに変える作業をはじめた。
カプセル内壁を黒いリングがスライドし、ビーガールズの体に黒い粒子を吹きつける。
首から下が艶のある黒に包まれると体をきつく締めつける光沢のあるピンクのロンググローブとサイハイブーツ、淫猥な穴の開いたハイネックレオタードが装着された。
『ンフフフ…シホ、仕上げよ』
【レディー・サー SG02ヤヨイ、SG03サオリ、SG04トモミ、SG05アキ、SG06シズカ 覚醒します】
名前を呼びながら志保がボタンを押すと、コードネームのタグが付いた首輪が嵌められ、カプセルのフタが順番に開いてゆく。
『ンフフフ…目覚めなさい。 ワタシの可愛いガールズ』
その声に指先をピクリと反応させたガールズの瞼がゆっくりと開く。
そしてカプセルから出てきた弥生たちは、エスガールズ服従の姿勢でエスの前に跪いた。
『ンフフフ…エスガールズ最初の仕事よ。 残りの部員たちを連れて来なさい』
【レディー・サー Dr.エス様の仰せのままに】


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短編読み切り



「…あ…あぁ……」
床の上に記された文字が薄紅に輝く。 その中央で手首と足首を鎖で床に繋がれた女が、微かな笑みを浮かべ身体を震わせていた。

妖魔と呼ばれる異形の姿をした化け物に対抗する為に組織された妖魔遊撃隊『ナイトブレイカー』。
いつものように妖魔を撃退した彼らの前に、妖魔四天王を名乗る『妖僧テンカイ』が立ちはだかった。 テンカイの圧倒的な力の前に、ナイトブレイカーは成す術も無く破れ、メンバーの1人ホワイトブレイカーが捕らわれてしまった。


荒廃した副都心。
その象徴だったビルは『妖魔殿』と呼ばれる妖魔の巣窟と化している。 テンカイに捕らわれたホワイトブレイカーは、白銀に輝く特殊装甲スーツ『ブレイクスーツ』を奪われ、妖しい術の中にいた。
「グフフフ…ようやく素直になりよったか」
「…そんな…こと…ありませんわ……いまのはぁ…あぁぁ………ムグぅ…ング…ング…ング…」
全身を駆け巡る心地よい痺れに、ホワイトブレイカー根来しのぶの鍛えられた身体が弓なり、堪らず声を漏らした口に赤黒い珠が捻じ込まれる。
「グフフッ…まだ従珠(じゅず)が足りぬようだな。 だが素直になれるまで、幾らでも喰わせてやるぞ」
黒い衣と笠を纏う妖僧テンカイが首から提げた従珠玉をもう1つ引き千切ると、しのぶの口を無理やり開かせ捻じ込んだ。
「ンン…ングぅ…ング……ンフぅ…ンフぅ…ンフぅん…」
自分を従わせようとするテンカイを拒む度に、しのぶは心地いい、うっとりする気持ちにさせられていた。
「グフフフッ…あらがってもムダなこと。 素直に妖魔の悦びに溺れよ、我に服従するのだ」
頭の中が真っ白になり、何も考えることができないしのぶの頭にテンカイの声が木霊する。 だがその言葉を拒絶するしのぶは首を左右に振り続けた。
「グフフッ…気に入ったぞ女。  ならばとっておきをくれてやろう」
テンカイは首から提げた従珠の中央にある他とは比べ物にならない大きさの従珠玉を千切ると、股間で迫立つ肉棒の先から滲み出ている粘液を塗りつけた。
「グフッ…これを挿れられて正気でいた女はおらんぞ」
テンカイはしのぶの腰を持ち上げると、従珠の効果で十分潤っている秘所に粘液を塗りつけた巨大な従珠を膣口にあてがい、一気に指で押し込んだ。
「イッ!…」
激痛が快楽に溺れ掛けていたしのぶを正気に戻す。 床の上に下ろされたしのぶはテンカイを睨みながら、少しでも離れようと床の上を這いずる。
「なにをされても… あなたの…思い通りには…」
「グフフッ…  淫溺妖従堕」
「エッ!?   はぅッ!…」
テンカイが印を結び言を唱えると、しのぶはビクンと体を震わせ、淫蜜を飛び散らせて一気に昇りつめていた。
「な……な…にを……」
「淫溺妖従堕 淫溺妖従堕」
「アッ!… ハゥッ!…」
仰向けに倒れたままのしのぶの背中が2段階に仰け反り、淫蜜が勢いよく飛散する。
「…こ…こんなことを…しても…ムダです…」
「グフッ…  淫溺妖従堕」
「わたしは…妖…魔に…屈したり……いぐッ!…   ……あぁ…」
「グフフッ…体の疼きを抑えることが出来ぬであろう   淫溺妖従堕」
「はぁッ!…」
「グフッ…堕ちるがいい、身も心も快楽の虜となれ!   淫溺妖従堕 淫溺妖従堕 淫溺妖従堕」
「…あなたの…おもい…どおりに…はひッ!… はふッ!…… イクぅッ!……」
全身に快感が迸り、とめどなく溢れ出る淫蜜が床に溜りをつくる。




下腹部から波紋のように拡がる快感は回を追うごとに強くなり、体は更なる快感を求める。 だが、胸と淫核に伸ばされた手が望みを叶えることはない。
「どう…して…… 弄り…たいの… もっと……もっと…よく…なりたいのに…」
ガチガチと鎖を鳴らし、体を弄ろうとするしのぶに先程までの姿はない。 数時間休む間も無くイカされ続けたしのぶは理性を失っていた。
「グフッ… 淫溺妖従堕 淫溺妖従堕 淫溺妖従堕 淫溺妖従堕 淫溺妖従堕ッ!!」
「いィ! とまらないのぉっ! イクぅッ! イクぅッ! イクぅぅぅッ!!」
絶頂の連続に悦びの声をあげるしのぶの瞳には従珠の赤黒い妖気が陽炎のように揺らめき、陰核の上の肌に妖魔の旗印でもある黒い炎の印が痣のように浮かびあがっていた。
「…はぁん……イィ……イィ…」
背中を反らせたまま薄笑いを浮かべるしのぶを見下ろしながらテンカイが従珠を千切り、さっきと同じように肉棒の先から滲み出ている粘液を塗りつけ、それをしのぶの鼻先に近づけた。
「グフフッ…喰え」
テンカイの言葉に小さく頷いたしのぶは嬉しそうに微笑むと、それを口の中に入れてピチャピチャと淫らな音をたててしゃぶり、溶け出した従珠が混ざる赤黒い涎を垂らす。
「グフフッ…」
テンカイの命令に従順に従うしのぶの拘束が解かれ、自由になった手で自慰をはじめたしのぶ。 だがそれだけでは満足できず、腕を組み仁王立ちしているテンカイの脚にすがりつく。
「いきたい……もっと…いきたいのにぃ……   おねがい…いかせて……いきたいのぉ…」
「グフッ…うぬの願い、叶えてやってもよいが…」
テンカイはボロ同然の着物を脱ぎ捨て、埃や垢でずず黒くなった躰を曝け出す。
「グフフッ…まずはうぬが口で、その舌でワシの躰を浄めよ」
四つん這いでテンカイを見上げていたしのぶは何でもしますと言わんばかりに何度も頷くと、テンカイの爪先から丁寧に舐めはじめる。 常人なら吐き気をもよおすその臭気も、いまのしのぶには芳しい蜜の香りに感じていた。 はじめはうっとりと恍惚の表情でテンカイの躰を舐めていたが、笠を被ったままの顔と肉棒を除く全てを舐め終えるころには呆けた表情は消え、凛とした顔つきに戻っていた。
「グフッ…そろそろよかろう。 うぬの願い、叶えてやろうか」
テンカイは自分の肉棒をしごきながら、しのぶを見下ろす。
「ンフフ…  はい…よろしくお願い致します…」
しのぶは普段と変わりない笑みを見せていたが、どこか淫猥な雰囲気を含んでいる。 しのぶが舐めていたテンカイの躰にこびりついた埃や垢には邪悪な思念や妖気がたっぷりと含まれている。 テンカイはそれをしのぶに舐め摂らせて、快楽に溺れて無防備になったしのぶの心を自分の思いどおりになるよう作り変えていた。
「グフフッ…どうして欲しいか申してみよ」
しのぶは淫蜜が滴り落ちる秘所をテンカイに見えるように晒して見上げた。
「…わたくしの不浄な身体を…お清め下さいませ…」
仁王立ちしているテンカイの股間で迫立っているモノをチラリと見やり言葉を濁す。
「グフッ…それでは解らぬな。 もう一度申してみよ」
「…テ…テンカイ様の魔羅で… わたくしの不浄をお清め下さいませ…」
「グフフッ…それで良いのか?  うぬにとって我らは敵、ではないのか?」
「わ、わたしが間違っていました。 妖魔王様こそがこの世を支配するお方。 この身の穢れを落し、妖魔王様にすべてを捧げ、御奉仕致したいと…」
「グフフフッ…それは妖魔に隷属し、従うということか」
しのぶの思想改造が完了したことを見取ったテンカイがゆっくりと腰を沈めて、しのぶの秘所に自分の肉棒の先をあてた。
「はい、どのようなことでも致します。 妖魔王様に御仕えして働けるなんて…夢のよう…  身に余る光栄にございます」
しのぶは自ら腰を動かして少しずつテンカイの肉棒を挿入していた。
「はぁッ… 妖魔王様に…永遠の忠誠を誓います… 未来永劫…妖魔王様に御仕え致します… …いぃッ…」
テンカイの肉棒を半ばまで咥え込んだところでしのぶは小さな絶頂を迎えた。
「グフフッ…よかろう。 ホワイトブレイカー、うぬの願い叶えてやろう。 生まれ変わるがいい、妖魔王様の忠実なシモベにな」
小さく痙攣しているしのぶをテンカイの肉棒が一気に突き上げる。
「キヒぃぃぃぃぃッ!!  あたッ、あたってぇぇー! イィィッ! イクぅッ!」
長い黒髪を振り乱し絶叫するしのぶを壊れんばかりに突き上げるテンカイ。 しのぶが何度昇りつめようと、止めることなく激しく突き上げた。




「グフッ…もっと我が魔羅を搾れ、我が妖魔力を昂めるのだ」
テンカイの言葉に返事をするかのように、至極の快楽に溺れ半分白目を剥いたしのぶの首がガクガク折れる。
「グフィッ…そうじゃ… うぬが力で我が妖魔力を搾りと… ウゥッ…」
最深部まで挿入されたテンカイの肉棒がビクビク脈打ち始めると、白目を剥いたままの顔に邪な笑みが浮かぶ。
「グッ…グフフッ…受取れホワイトブレイカー、うぬを変える我が妖魔力を…ヌオォォッ!」
テンカイの妖魔力が籠められたドス黒い精がしのぶの中に大量に放たれる。 膣内で躍動するテンカイの肉棒を絞めつけ、最後の一滴まで搾り取ろうと淫靡に微笑み悶えるしのぶ。 その下腹部にある黒い炎の印が激しく燃え上がり、四つん這いのまま背中を反らすしのぶの全身を包み込んだ。 全身を焼かれ、長い黒髪も燃え落ちて炭のようになったしのぶが、ゆっくりと起き上がりテンカイの前にたたずむ。
「グフフッ…これでうぬも妖魔。 妖魔の将として、妖魔王ノブナガ様に仕えるのだ」
テンカイは脱ぎ捨てたボロから何かを取り出す。 ねじれた黒い角が2本生えた白い顔の面。 それを眼も鼻も口も判らなくなったしのぶの顔に被せた。 すると干乾びたようにヒビ割れ、カサカサだったしのぶの躯が妖艶なヌメヌメした光沢を帯びてゆく。 そして手足の指先に紫色をした爪が生え揃い、真っ白な顔の唇と瞼が紫に染まると、黒い躯に紫の陽炎が揺らめき、躯が透けて見える丈の短い、胸元が大きく開いた紫の法衣と頭巾が覆う。
「グフッ…それは鬼比丘尼の面。 うぬは妖尼鬼比丘尼となり、ワシと共に働くのだ」
しのぶの顔に被された面の紫に彩られた唇が微かにつり上り、ゆっくりと瞼が開かれる。 血のように紅く染まった眼でテンカイを見上げる鬼比丘尼となったしのぶの、紫の唇がヌチャリと裂け、牙をのぞかせた。
「ハイ、テンカイ様。 この鬼比丘尼に何なりとお申し付け下さいませ…ンフフフ…」
「グフッ…グフフッ…いつ逢うても美しいの鬼比丘尼。 して生まれ変った気分はどうじゃ」
「ンフフ…ありがとうございますテンカイ様。 素晴らしいですわ。 躯の内から力が、黒い力が満ち溢れてきますわ」
鬼比丘尼はテンカイの前に跪き恭しく頭を下げると、自分に妖魔力を注ぎ込んだテンカイの肉棒を紫の舌で舐める。
「グフフッ…鬼比丘尼…」
「ンフフ…テンカイ様… ご満足ゆくまで弄び下さいませ…」
テンカイは鬼比丘尼を押し倒すと、まだおさまらない肉棒を秘所にあてがい挿入した。







「グフフッ…ナイトブレイカー、4人になってもなかなかやりおるわ」
鬼比丘尼の酌を受けながら、自分が送り込んだ妖魔を殲滅するナイトブレイカーを眺めるテンカイ。
「ンフフフ…テンカイ様、彼らは妖魔を捕らえて尋問しているようですわ。 恐らくわたしを、根来しのぶを助け出そうと…ンフフッ… もう仲間ではないと言うのに… 健気で可愛いですわ」
鬼比丘尼はテンカイの隣に傅き仲間だった連中を紅い眼を細めて見やる。
「ンフッ…テンカイ様、面白い策を思いつきましたわ」
空になったテンカイの杯に酒を注ぎながら邪悪な笑みを浮かべる。
「グフフフッ…何だ」
「ンフフ…テンカイ様、わたしを彼らの元にお戻し下さいませ」
そう話す鬼比丘尼が黒い霧に包まれ、直ぐに霧が消滅すると、そこに根来しのぶの姿に戻った鬼比丘尼がいた。
「彼らが血眼になってわたしを探している今がチャンスですわ。 ナイトブレイカーに戻って、彼らを内部から… いえ、彼らを妖魔にするというのは如何でしょう」
「グフッグフフフッ…面白い。 今すぐ奴等の元に返してやろう鬼比丘尼」
「フフフ…テンカイ様、いまはホワイトブレイカー、根来しのぶですわ」


そして…
自分たちを破滅に導く陰謀とも知らずに、ナイトブレイカーは激闘の末、根来しのぶの奪還に成功した。


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