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身も心も捧げる者 -5-



全てが碧に輝く部屋。
寝台の上に寝かされていた裕未が体を起こした。
「ここは…わたしは…一体…」
壁や天井を見渡してから裕未は自身の体に目をやり、じっと手のひらを見つめた。
「…わたし……」
どうして自分がここにいるのか、何をしていたのかを思い出そうとしていた。
しかし、もう少しで何かを思い出せそうになると頭の中が白い霞で覆われ、幾つかの言葉が浮かんでくるだけだった。
「…邪竜帝国……邪剣士……ユミーザ……身も心も捧げる……」
裕未は頭の中に浮かんだ言葉を呪文のように唱えた。
「ユミーザ……それがわたしの名前 邪竜帝国……それがわたしの…… 違う…なにか違う気が…」
モヤモヤする頭を押さえながら立ち上がり部屋の中をいろいろ調べはじめた裕未は部屋の隅にあった扉を開いた。
「シャワールーム……みたいね」
トカゲかヘビか判らない頭が下向きに口を開き、その少し下にはトカゲの手のようなレバーがある。
「シャワーを浴びてスッキリすれば、このモヤモヤがなくなるかも…」
裕未はスーツの前身頃の重なりに指を掛けると胸元を大きく開いた。
そして、腰の位置までスーツをずらしたところで動きが止まる。
「くふぅぅ… 奥まで入ってるぅ………はぅ…いぃ…」
ゆっくりと快感を味わいながらスーツをずらし、中の異物を取り出す裕未。
「…あふぁぁ…ひっぱられてぇ……きもちいい……いっちゃう…」
いまの裕未は薬の効果で快楽だけを求め、なぜそんなものが挿入されているのか疑問すら抱かない。
小さく身震いしながら、半分くらい抜いたところで一気にスーツを足首まで下ろした。
「はぁっ……いいぃぃ……」
しばらく寝台の端につかまり、お尻を突き出した格好で迎えた絶頂の余韻に浸っていた裕未は
ポタポタと秘蜜を垂らしながらシャワールームに向かった。
「ふぅ……なんだろう…スーツを脱いだら少し頭が… そう言えば、なんであんな物を挿れて……それよりここはどこよ…どうしてわたしは…」
ようやく疑問を抱き始めた裕未はトカゲの手のレバーを下げてシャワーを浴びはじめる。
「うっ臭い!! なにこれ…この水」
邪竜兵と同じ生臭い匂いがする黒い水を頭からかぶった裕未は、慌ててレバーを元に戻そうとしたがその手は止まった。
「…臭い…消す…」
ボソッと呟いた裕未は何もなかったかのように、上を向いて顔から黒い水を浴び恍惚の笑みを浮かべた。
「いい香り……この不愉快な人の臭い…洗い流さないと…」
ギールは裕未を半覚醒状態にして、いくつかの暗示を刷り込んでいた。
黒い水の『匂い』も暗示を発動させるキーとして設定されており、裕未は刷り込まれた暗示に従い、人の臭いを消し去ろうと黒い水で入念に体の隅々までを洗い流した。



「臭いは消えましたか? ユミーザ」
裕未がシャワーから出てくると、ソファーでくつろいでいるギールが腐らせて赤黒くなった人の血を啜っていた。
「ギール!」
「ユミーザ、私のことはギール様と呼ぶように教えたはずですよ」
「なぜわたしが敬称をつけて、あなたを呼ばなきゃいけないのよ!」
反抗的な眼でギールを睨むが、ここに連れて来られたときほどの敵意はなかった。
(実験体のように簡単にはいかないようですが、効果は十分のようですね)
ギールは快楽と薬による催眠暗示の効果を確認すると。
「とにかくスーツを着けなさい。話はそれからです」
「わたしに命令しないで!!」
寝台の脇に脱ぎ捨てたスーツを取ると黒い雫で濡れたままの体を爪先からスーツの中に入れ、スーツのクロッチでそそり立っている
邪竜兵の生殖器を指で広げた秘裂に深々と挿入し、腕、上半身もスーツの中に入れてしっかり体にフィットさせると身頃を重ね合わせた。
「うぅぅん……気持ちィィ……」
スーツを着けてギールの前に戻ってきた裕未の瞳からは反抗的な輝きは消え、薬と挿入した生殖器で昂められた快感に頬を紅く染めていた。
「ユミーザ、あなたは何者ですか」
「はい、わたしは邪剣士ユミーザ。邪竜帝国に身も心も捧げる邪剣士ユミーザです」
「私が誰だかわかりますか」
「はい、ギール様です」
「ドラゴンナイト、ドラゴンレッドを知っていますか」
「ドラゴン…レッド… わ、わかりません…申し訳ございません ギール様」
スーツを着けた裕未はギールの言葉に従順に従った。
「ならば教えてあげましょう。ドラゴンナイトはあなたが倒すべき敵」
「はい、ドラゴンナイトはわたしの敵、倒すべき敵です」
ギールは裕未に言い聞かせるようにして新しい記憶を植え付けて行く。



「今日はこれでいいでしょう。ユミーザ、いい物を見せてあげましょう」
ギールは自分の隣に裕未を座らせると人々が邪竜兵に襲われ逃げ惑う光景を壁に映し出した。
「これは…」
「泣き叫ぶ人間の姿を見ながら啜る血は最高です」
「はい、とても素敵な光景です」
壁に映し出される光景をうっとりとした顔で見つめる裕未は体を弄りはじめていた。
ギールは空いているグラスに快楽を昂める薬と自分が啜っている人の血を注ぎ、半開きになっている裕未の口に流し込んだ。
「これが腐らせた人の血です。この味も覚えなさい」
「んぐ…んぐ…んぐ…………美味しい……とても美味しいです…」
口の端にこぼれた血を舌で舐め取りながら虚ろな瞳をギールにむける。
「はぁぁぁ…人間どもの泣き叫ぶ声……ゾクゾクする…頭が…体が痺れます…」
裕未の意識と記憶はギールの思うように作り変えられていった。

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Awakening to darkness -反転-



「クレズ様、従者『スウェン』『サーカム』を連れて参りました」
クレズの前に従者となった希(スウェン)と春香(サーカム)が跪き頭を下げた。
「ご苦労様、フォートナイト」
「クレズ様のご命令通り、ミメイル様にお仕えするように設定致しました。それと
 こちらが例の作戦の詳細データにございます」
「ありがとう」クレズは受け取った小型端末の画面を見つめながら微笑む。
(ニムダに感謝しなくちゃね。労せずトロイ兵を増員がきるんだから……それに…)

「う…うぅぅん………わ…わたし…」
「目が覚めたのね。ミメイル」クレズが優しく微笑みながら麻由美の顔を覗き込む。
「あ…クレズ様……わたし…どうして…………何も…何も…憶えて…」
麻由美は頬を赤らめ潤んだ瞳でクレズを見つめる。
(この様子だと過去の記憶は上手く消せたのかしら……
 それにしても、これが『ウィルス』と戦っていた戦士とは思えない変貌ぶりね)
「あなたは悪い夢を見ていたの。だから、何も気にしなくていいわ。これからはずっと一緒よ」
「はいっ、クレズ様」麻由美は身体を起こすと、クレズの腕に抱きつき笑顔をみせた。
「ミメイル、この2人をあなたにお返しするわ」
「え?…トロイ兵……ですよね…」
「2人のこと…憶えていないのね…ミメイル。この2人は…」
「待って…下さい……この子たち……」
「ミメイル様……ご記憶が…」
「その声……希さん、希さんよ。あなたが春香さんで………ちがう…何を…言ってる……
 2人は……この2人は…『従者』……私の『従者』……『スウェン』と『サーカム』」
「ミメイル様……私たちのことを……」
「スウェン、サーカム……私の命令通り、クレズ様をお守りしていたのね」
「はい、ミメイル様のご命令は絶対です」2人が声を揃える。
「ミメイル、あなたの大切な『従者』お返しするわね。2人とも、あるじのもとにお帰りなさい」
「かしこまりました。ミメイル様、何なりとご命令を」
「私の大切な『従者』スウェン、サーカム。あなたたちに会えて嬉しい…これからも宜しくね」
「ありがたきお言葉にございます」
(麻由美に植え付けた記憶…まだ不安定だけど問題はなさそうね)

「ミメイル、私はトロイ兵にする人間の捕獲に出かけてきます。あなたはもう少し休んでなさい」
「嫌…嫌です。クレズ様と離れるのは嫌です。一緒に連れて行って下さい……独りにしないで…」
 麻由美は今にも泣きだしそうな顔でクレズを見つめた。
(うふふふ。可愛い)
「ミメイル…そう言ってもらえて嬉しいけど、バスターズが現れたら戦えるの?」
「はい、バスターズは敵……クレズ様の邪魔をする敵です」
「……わかった。一緒にいらっしゃい。そのかわり、これを着けるのよ」
クレズは赤いウィルスの紋章の入った白い石のペンダントを麻由美に手渡した。
「クレズ様……これは…」
「そのペンダントの紋章に触れながら『フィザー』と唱えて御覧なさい」
「はい」麻由美はペンダントを着けてクレズに言われた通りの動作をする。
「フィザー」
ペンダントの紋章が妖しく光り、白い輝きが麻由美を包み込む。
その輝きは直ぐに収まり、白い人型が姿をあらわした。
白く輝くスーツに頭はウィルスの紋様のあるヘルメットで完全に覆われ、
腰にはベルトと細身の剣が携えられていた。
「それはあなたの新しい鎧」
「嬉しい……ありがとうございます。クレズ様。これを着けたら身体に力が…それに…」
「それに?…どうかしたの?」
「身体が…あっ…熱く……まるで…クレズ様に…」
「うふふふ、その子もミメイルの事が気に入ったみたいね。その鎧は生きているのよ」
「えっ?…生きて…いる?」
「そうよ。ミメイルが自分のあるじに相応しいと認めたから、あなたを悦ばせようとしているの。
 あなたが昂ぶれば昂ぶるほど、その子は力を与えてくれる。ミメイルなら『フィザー』を使いこなせそうね」
「『フィザー』……この子…あっ…『フィザー』って…言うんですか…」
「どう、気に入ってもらえたかしら」
「はい…とっても…はぅ…宜しくね『フィザー』……あぁぁん……気持ちイィ…」
「うふふ、顔の紋様が輝いてるわ。『フィザー』も、あなたに気に入ってもらえて悦んでいるのね」
「クレズ…様……くうぅぅ…ダメよ……そんな……」
「どうしたの? ミメイル」
「…わたしが…この姿の…イィ…ときは…くぅ…『フィザー』…とお呼び…下さ…イクぅぅぅ」
「…ミメイル……イッちゃったのね。あなたの身体が輝いているわ。
 『フィザー』は、あなたのウィルスも気に入ったみたいよ。ウィルスの白い戦士『フィザー』」
(うふふ……素敵。ニムダを倒した戦士が、今は、私の『従者』)
「この子イィです。力が…力が溢れてくる。それにとっても気分がいい……
 『フィザー』あなたにもっと…おいしいウィルスをあげる……だから…私にも…もっと……」
(ミメイルを見ているだけで…私も濡れてきて……)
この様子を見ていたクレズが、ふと、壇下に控える2人の従者に目を向けた。
トロイ兵になり快楽さえも完全にコントロールされているはずの2人が、もじもじと下半身をくねらせていた。
(この娘たちも……)
「あなたたちもご主人様のウィルスがほしいのね」
「は…はい…」2人が声を揃えて返事をする。
「ミメイル、『フィザー』と遊ぶのはそれくらいにして、スウェンとサーカムとも遊んであげなさい」
「ミメイル…様…」
「あっ…ゴメンね…あっくぅ…フィザー…また後で…お願いね…」顔の紋様が輝き麻由美が元の姿にもどる。
「ミメイル様……私たちにも……ミメイル様の…ウィルスをお与え下さい……お願いします……」
「スウェン…サーカム…」麻由美は2人の従者に近づき、そっと秘所に触れる。
「あぁっ……」
「…濡れてる…の?…」
「は…い……申し訳…ございません…」
「謝らなくてもいいの…ほら…」
跪いているスウェンを仰向けに寝かせると、その唇に吸いつきお互いの舌を絡ませ合う。
サーカムがあるじである麻由美の秘所に顔を近づけると、従者の奉仕を悟ったかのように
麻由美のスーツが覆い隠していたもう一つの口が露わになり、そこからウィルスが溢れ出した。
その溢れ出すウィルスをサーカムは零すことなく、優しく舌で絡めとってゆく。
瞬く間に、赤と黒のオブジェとなった3人が悦びの声をあげる。

(私も……我慢できない……)
「うふふ。今から人間の捕獲に出かけるのは無理みたいね。フォートナイト、作戦は明日に…」
フォートナイトを笑顔で見やったクレズは自分の目を疑った。
クレズの従者であるフォートナイトがあるじに背を向け自慰に陶酔している。
(フォートナイトが……なぜ…)
「フォート…ナイト……どうしたの…答えなさい……」
「フォートナイト、そんなところに居ないで、あなたもこっちにいらっしゃい」
クレズと麻由美の2人から同時に出された命令に、フォートナイトは迷うこと無く答えた。
「はい…ミメイル…様……」
あるじの命令にのみ忠実に従うはずの従者があるじであるクレズの命令ではなく、
その従者であるミメイルの命令に従っていた。
(し…信じ…られない……これは…いったい…どう…いう……こ…と……)
赤と黒のうねりから放たれる甘い香りがクレズの思考力を完全に麻痺させる。
(………どう…でも…いいわ……わたくしも……ほしい…)
「クレズ様も…こちらに……」
「…ええ…ミメイル…わたくしも……」
目に見えない力に支配されたクレズもまた、目の前の黒溜まりから伸びる赤い触手に絡めとられ
そのまま呑み込まれてしまった。


プロフィール

孫作 ( magosaku )

Author:孫作 ( magosaku )


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